これは浦安市の堀江という町に住んでいた時の話です。
浦安は地下鉄東西線の茅場町の駅前に有った勤め先の株の業界紙に20分で通える。千葉県と言うだけで隣の葛西より段違いに家賃が安い。そして海がある。気に入りました。それで決めました。もっとも浦安駅まで25分以上歩きましたけど。
そのお陰もあり体重が86キロから最大71キロまで落ちた。いい運動にはなっていました。行き帰りのウォーキングも中々いいものです。
浦安には誰も知りあいはいません。何時も一人浦安生活をエンジョイしてました。当時日本最大級の浦安図書館もあり、物価も安い。浦安は本当に私にあっている。
食べ物屋も隣の南行徳にはワカメたっぷりのラーメンが250円、カレー300円の店があったりするものですから、私的には大変暮らしやすかったです。駅前の悟空麺も旨かった。しかも海岸の埋立地だから街は全て平面。自転車で疲れ知らずにどこへでも行けました。あっーまた戻りたい。
さてお話はここからです。当時、私は失業中でした。業界紙を2年で辞めたのです。どうせ潰れるのも確実。私も整理記者はもう十分と思っていたので。
実際、私が辞めてからしばらくして辰巳に豪華な新社屋が完成。それがたった数年程度で会社更生法適用となりました。まっ、こんなもんですよ、私の人生は。
無職の期間は毎日夜更しをしてました。本を読んだりテレビを見たりで。東京はテレビ東京がありましてテレビ番組も新鮮でしたしね。
それに比べ仙台はチャンネルが少ない。ホント、テレビが詰まらない。テレビ東京が見たいわぁー。それも東京に戻りたい理由の一つです。
そして或る夏の日、午前0時を暫く過ぎ1時近くになると、声が聞こえてきました。呼吸音です。複数みたいです。その呼吸音が遠くから近づいて来て私のアパートの前を通って行きます。ハッアハッ、ハア、ハッ、キャオッ、コッ、ハアハアッ、ゴォーーーーーーーーーーーーーーーーっと言う感じで。
毎夜、毎夜、決まった時間に通って行きます。一体何なのだろ。明らかに生物の呼吸音です。苦しげに聞こえます。そしてゴォーーーッと言う音。何だろう。化け物か。
ゴォーーと言う音は蹴って進んでいる音ではなくてズッーと引っ張って続く感じの音がしている。エンジン音やペダルを漕ぐ音はしない。足で地面を蹴って進んでいるのなら、ゴォー、ゴォーと断続音になる筈。そうではなくズッーと音が続いている。不思議。判らない。
私の部屋は一階の角部屋でしたが、私の部屋の真ん前を何時も通って行きます。うーん、気になる。
私は意を決して確認する事にしました。そしてその正体が来るのを外に出て待つ。
時間です。音がして来た。近づいてきました。ハッハハッァ、ハァハァ、キォハ、ヒッ。何か喉を詰まらせた声の様です。そして地を這う位置に4つの光る物が。目の様です。四つの目が白く光って近づいて来ます。ゴァーーと回る車輪の様な音と共に。
見えた。化け物か。それとも・・・・・・・、
その化け物の正体は10代の痩せた少年がスケボーの上に立って、二匹の犬の綱を左右の手にそれぞれ持ち、犬ぞりの様に走っていたのです。
そうだったのか。スケボーかもと思いはしたが、足が動力源でないのは車輪の音で判っていた。まさか犬に引かせていたとは。
少年は犬の縄を機用に操作してカーブを曲がっていきました。うーん、そんな事も出来るのか。凄い。
犬は首が締まり辛そうでした。だから変な呼吸音だったのか。可哀想だ。あれでは犬が気の毒。胴体に付けるリードにしてやればいいのに。でも楽しそう。結構速く走れるし。
深夜の浦安だからこそ出来る遊びですね。危ないし犬が可哀想だから止めて欲しいけど。
最初は得体が知れず恐怖していましたが、幽霊の正体見たり枯れ尾花ってのは大体こんな感じです。怖がって損した。
まっ、私も何度か心霊、もしくは神霊体験をしていますが、大抵の場合はこんな感じです。何でも霊のせいでは無いと言う事です。
済みませんね、怖がらせてしまったら。
ではでは。
でも、ハハハ!
ふふふ、超面白かったです。
地を這う四つ目はとても大事なキーワードです。少し実態を現し始めたかもしれないとも思っていたので。
でも結果少年と綱をつけた二匹の犬って結構比喩的ですね〜。少年は、有名な僧侶になっていたりして。犬も白と黒で綱つけていないとそれぞれ暴走しそうでね。
四つ目についてはいろいろと気になっていますけど二つ目×2とは面白い発想です。
浦安と四つ目って全く考えていませんでしたけど深読みしちゃいます。だってついこないだまでは漁師町ですし、安曇系は好きそうな地形ですし、潮干狩りもあっただろうし、きっと貝もいっぱい。そう今貝の姉妹の神様ブームが4年ぶりに復活しています。まさか神産巣日が四つ目?最近まで女のイメージでしたけど男説あるんですね。船にのった父と貝か鳥の姉妹が四つ目?片っぽが豊受に繋がる?いやいや豊受さんは男女一対両性具有的。ならば豊受が神産巣日になるのかも?
もちろん神産巣日さんは出雲とか島根とかに表面的にはでていない。まさか浦安?ありかも。第六天やカシコネはいるしなあ。なんかウズメさん?
四つ目は猿田彦に繋がるのは父の人間ウォッチからは思う事なのでそこにウズメさんがいて船は鳥が導いていると思うと浦安ありかも?あべという一族で地名では安部が最初かな?とも思っているので安全の安は各地で安曇にかかわり神産巣日で貝や鳥のルーツ的ならば面白くなってきますよ。
ただ、そこには少年と犬二匹もありそうなのでゆっくり見定めたいですね。少年は神産巣日さんが好きなのは確かでしょうからそこでも繋がれるとは思いますね。6243
少々おふざけが過ぎました。えらく呼吸の荒い人が走っているのか、だったらゴッーと言う音は何なのだ。ずいぶん考えててから確認したのですが、あんな風に犬を操ってスケボーしているとは思いませんでした。浦安は坂道が全然無いので可能だっのでしょう。よく考えたと思いましたよ。
浦安は河口の漁師町で埋立地が殆どです。それなのに清瀧神社が鎮座している。これは多分、弁財天信仰がベースにあったと思います。
探してみたら浦安の稲荷神社の境内に鯨塚があります。金華山は金が取れたと言うよりも鯨が多く捕れた土地で、鯨漁師が信仰しているのが弁才天です。
昔の浦安は鯨が捕れていたことから弁才天信仰の土地だったと思われます。
また個人的にも浦安と葛西のお話がタイムリーでコメント書いてからぞ〜としましたよ。
また今岡山にはまってもいまして地図見ていたらまた浦安ってあ〜って!
なるほどピンとくるところがプロすぎですね。
クジラで鯨塚見つけちゃうんですから。稲荷神社かなり個人的に好きな(かなり意味深い)神社でもあったのでお祭りの事思い出してみます。
弁才天という視点は納得ですね。お祭りのあとも家族けんかになったの思い出します。そこに四つ目の源氏さんと弁才天との関係はいかに?
四股の話もぞ〜っとしました。足なんですね。おまけに初代出雲と思っていた野見さんが踏んじゃったのか?個人的な希望的気持ちも込めると当麻さんが勝ったんでは?野見さんは奈良にそもそもいて当麻さんが偉い方に呼ばれてやってきて野見さんがやられたのだと。
まあ誰にも分からない事なので結論はでないお話ですけど。お相撲って神事といいますけどその当時土俵はなかったのか?土俵の綱がないと怖い事になりますね。最近気になる地形的に高い山の上の平野が見渡せる場所の神社にやたら土俵があるんで。相撲が怖くなると辛くて。なんだか怖く感じたくはないのですがぞ〜。
夢に逃げます。5563
四つ目を二つ目が二つという発想はタイミング良く使えるかも?ちょっと掘ってみます。
相撲ネタも書いてましたね。ひーさんから教えて貰ったのですが出雲族は、奈良に移動しているようですね。なので奈良の出雲も出雲族がいたはずですね。移動した理由は敷地ですかね?
でこの前中将姫系だとか鎌足の孫とかそんな神社に出会ったんですけど当麻と関東も接点あるんでしょうか?やっぱり相撲の件掘った方がいいのかな?群馬でも今城でも相撲埴輪出たけど埴輪がない葺石の前方後方墳の方がどっちか?そこも見極めたいですね。どうも初期出雲系のイメージの場所。前方後円墳でいうと共通の一族かと思ってましたけど後方墳のが天文の知識ありそうです。野見宿禰さんが関わっていそうなイメージ。
相撲をルールなり何か知恵を含めて何かした方が誰か調べると浦安あたりとつながらないかな?
同じ出雲でも二種あってまとめて四つ目?それでいうと大と小も青と赤も出雲系になりますね。
源氏が出雲族って発想一般にはないけど、平家系でもある。三匹獅子舞はもしかしたら出雲?ちょっと面白くなりますね。調べてみます。でそこを束ねられるのが少年、綱をひく、その人も技術テクニックだけでなく人徳もある方がいないかな?
出雲全国にいそうです。
そう前のコメントで少し進展したので追加です。安曇探ししてるんですけど、そのベースは阿部の字のが根本に繋がれるような?サッカーの阿部勇樹さん大好きで日本代表でも好きだったけどレッズを支え続けているようなのも、野球では阿部慎之助、同じようなバランスと底力ありそうで、束ねる事が出来そうな方が出てきてますね。阿は女系だと巫女だとは思ってましたけど力が強い荒々しい方々を束ねられるのは阿の付く巫覡かも?
ハルカスがひらがななのも色々ありそうすが、安もいいけどもっと良さそうなのは阿みたいです。
相撲の行事さんでいないかな?浦安にもね。8014
奈良の出雲族は長脛彦ですね。富の地名も残っている様ですし。
出雲と伊豆。イズは半島と鼻の意味。そしてどちらにも恵比須様がいます。でもこの恵比須様たちは性格が違います。別神なのではないでしょうか。
阿部は長脛彦の兄の安日彦の家系ですが、伊勢の風神・伊勢津彦に国譲りを迫ったのが阿部志彦。それで伊勢津彦は神風とともに諏訪に移動した。この阿部志彦が誰なのか。
塩竃は阿部さんだらけですが、塩竃神とどう関係するのか興味深いです。