FAR SKY (遠い空) 世の中の本質を自分なりに・・・

遠い空には何が見えるのだろう。若者には輝く未来が。関西弁おっさんにはオネーチャンの優しい笑顔。遠いあの空はどこに行った。

私の投資戦略(12) 熊本選出の国会議員は誰だ!

2016年04月19日 18時47分50秒 | グルメ

愛読する長州新聞から引用する。
今月14日から大規模な地震が連続して発生している熊本県内は、未曾有の事態に陥っている。熊本市をはじめ、宇土市、宇城市、益城町、御船町から南阿蘇村、阿蘇市など県央をまたぐように広範囲に激しい揺れが続いており、避難者は確認できるだけで19万人をこえている(17日現在)。本紙は17日、震源地となった益城町、熊本市に入り、被災現地の実情を取材した。
 14日、マグニチュード(M)6・5、震度7の地震にみまわれた益城町(3万5000人)では、町の中心部は度重なる地震で倒壊した家屋が道をふさぎ、主要道路もアスファルトが大きく波打ち、亀裂が入ったり、陥没するなど壊滅的な様相を呈していた。上から叩きつぶされたように潰れて道路に散乱している家や、今にも崩れ落ちてきそうな家家の軒が道路に張り出し、無傷といえる建物は見当たらない。とても「屋内退避」などできる状態ではなく、体育館などの避難施設に入れない多くの町民は、駐車場、公園、空き地などでの車中泊や、雨が降らなければ地べたに敷いた段ボールの上での生活を余儀なくされていた。
 役場や避難所の前では、自衛隊の炊き出しのおにぎりをもらうため早朝から長蛇の列ができていた。子どもを抱えた親からお年寄りまで、地震から3日目の朝を迎えた顔には疲れの色がにじんでいる。上下水道も電気も断絶したままで、風呂どころか毎日の飲み水も、決まった場所にくる自衛隊の給水車に頼る他はないが、掲示板にはどの場所も「時間未定」の文字が並ぶ。圧倒的に量が足りず、「風呂に溜めた水を飲んでしのいでいる」という声も聞かれた。
 配給される食料は、朝と夕方に1人あたり1~2個のおにぎり。それも2時間も立って並ばなければならず、お年寄りは体力が持たない。お菓子などが救援物資で配られるものの、コンビニもスーパーも閉店しているため「この3日間、おにぎりしか食べていない」という人も多く、避難施設とともに、水不足、食料不足が深刻な問題になっていた。
 小学生と幼児の子どもを持つ母親は、「着の身着のままで家を飛び出したが、避難所の体育館も福祉センターも満杯で入れない。家は半壊して住める状態ではないので、家族4人が2台の車で寝泊まりしている」という。「毎日のように起きる地震で瓦は落ち、昨夜の雨で家の中はびしょ濡れ。なんとか使える家財道具を運び出したいが保管する場所はない。子どもの着替えだけはなんとか確保したが、水道がないので洗濯もできず、お風呂にも入れない。毎日、夜になるとひどい地震が起こるので、保育園児の息子は精神的に落ち着かなくなる。一番困るのはトイレがないことだ。衛生的にもよくない状態が続いている」という。救援物資の受け渡し所では使い捨ての携帯トイレが配られていたが、「せめて避難所には仮設トイレを置いて欲しい」と切実に訴えていた。
 70代の夫婦も、「家が潰れたが行き場所がなくて、車で寝泊まりしている。小さな児童公園さえも50台くらいの車で一杯になっている。そこにもトイレがなく、離れた場所で提供されているコンビニのトイレまでいくが水が流れないから衛生的に悪い。家は瓦が屋根を突き破って落ちてくる状態で、なんとか家財道具を守ろうとブルーシートを確保したが、病気がちの体でできる仕事ではない。業者に頼んでも道路が寸断されて来れないといわれ、とうとう昨日の雨で家の中は使い物にならなくなってしまった。ぜいたくはいわないが、今はせめて水の確保と、雨露のしのげる場所がほしい」と疲労困憊の表情で語っていた。
 1000人を収容する町総合体育館は、玄関入り口まで段ボールや毛布を敷いて町民の避難生活の場となっている。車での生活ができない子ども連れの家族や高齢者などが多く見られるが、救援物資の段ボールが詰まれ、携帯電話の充電サービス、健康相談などがひしめきあい、すべてが騒然として心の休まる雰囲気はない。なかには炊き出しにさえもありつけない住民もいる。タクシー運転手の男性は「2日間おにぎり2つで生活している。今日はお客さんがカレーパンを一つくれたが、それで乗り切ろうと思っている」と話していた。


被災者の方々は風呂に入りたいだろうなあ。気の毒だ。


自衛隊はパラシュートでおにぎりと簡易トイレを被災地にばら撒け!


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