FAR SKY (遠い空) 世の中の本質を自分なりに・・・

遠い空には何が見えるのだろう。若者には輝く未来が。関西弁おっさんにはオネーチャンの優しい笑顔。遠いあの空はどこに行った。

今年の夏も蒸し暑い(18) 神経痛じゃ

2016年06月28日 21時40分46秒 | グルメ

大雨が降ったり、雨が少なくて取水制限になったりで、日本列島はてんてこ舞いである。
参議院の政見放送は相も変わらずのつまらなさで、唯一「支持政党なし」という団体の政見が「公約なし」当選したらネットで募集する。面白いだろう!なら「支持政党なし」に投票してくれという。なかなか考えた行動である。一方「日本怒りの…」の小林先生はなかなかテレビに出してもらえない。あのコワモテが災いしているのやもしれぬ。
さて、選挙状況は一体どうなっているのだろう。そんなときは朝日や日経のマスコミ報道より私が愛読する「長周新聞」を読むに限る。ただし、山口県専門だけれどもね。引用してみようか。


参院選が22日に公示を迎え、18日間の選挙戦に突入した。昨年の今頃、安保法制を巡って安倍政府が武力参戦の道に踏み込もうとするのに対して、国会前をはじめ全国津々浦々で戦争阻止の課題を掲げた抗議行動は空前の盛り上がりを見せた。あれから1年が経過したこの夏の参院選は、まさに戦後70年の歩みを覆して「戦争できる国」へと段階を画して突き進むのに対して、国民の側はどのようにこれを迎え撃ち、日本社会の進路をどうするのかが問われている。

ふむふむ、なかなかの出だしである。




 山口県の場合、自民党に公明党がくっつくだけでなく、諸諸の新興宗教も含めた宗教団体、さらに労働組合も連合は表向き民進党を支持しながら、神鋼や三菱、日立、中電などのように裏では自民党支持で走り回るのがいる。宇部興産の労働組合は今回から正式に連合を脱退して、名実ともに自民党で動くのだといっている。さらに「野党共闘」といっても、日頃はオール翼賛体制で県政も市政も運営しているのが実態だ。「日共」集団まで含めて飼い慣らされて対立などない。それで選挙になると日頃の運動など何もないまま、直前になって野党がアリバイ的に当て馬を担いで、どうしようもない選挙にしてしまう。自民党が強い訳でも何でもないが、有権者からすると選択肢の乏しい選挙構図が押しつけられ、嫌気がさして投票すら行かないというのがパターンになっている。このなかで、有権者としてはどう意志表示するのかが迫られている。



ふーん。山口県はそんな状態なのか。じゃあ、俺の住む千葉県は?


その点で沖縄は先陣を切っている。政治を大衆の世論と運動によって揺り動かしてきた。自民党なりアメリカの手先のような政治家はたたきつぶして、大衆世論が為政者を引きずり回す。候補者どうのこうのではない。基地撤去世論を突きつけている。それで手がつけられない状況になっている。辺野古に基地を建設するつもりが「海兵隊の撤退」「基地全面撤去」まで運動は広がり、日米政府を麻痺させている。暴走する者は何度でもたたきつぶす。それで大衆の要求を貫いている。
このままアメリカについていったら戦争に巻き込まれるという意識は強い。独立の課題が沖縄でも鮮明だ。提示される選択肢のなかでどうこうというよりも、もっと日本社会の進路を巡って深いところをみんなが見ている。戦争を阻止するために全国的な統一戦線の力を強めることが待ったなしだ。対米従属からの脱却、独立の課題を鮮明にして、戦争に立ち向かっていく力を強めることが第一義だ。目先の議席数以上に重要なのは、選挙を通じてそのような政治意識をいかに高めていくかだ。
 参院選は、目先だけでなく日本社会の展望を見据えながら、まず大暴走をくり広げている自民党に鉄槌を下すこと、安倍晋三含めて思い上がってきた為政者を震撼させることが重要だ。いずれにしても大衆運動で締め上げなければ政治は動かない。それは世界各国の様相もだが日本社会の歴史においても証明されている。

あのう、知りたいのは沖縄県じゃあなくて千葉…。





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