FAR SKY (遠い空) 世の中の本質を自分なりに・・・

遠い空には何が見えるのだろう。若者には輝く未来が。関西弁おっさんにはオネーチャンの優しい笑顔。遠いあの空はどこに行った。

旅に出てみたい(10) 墓参りもどき ⑤

2016年10月31日 17時57分53秒 | 日記
延暦寺は10年前、京都に逆単身赴任していた頃に訪れたことがある。そのころとちっとも変わりがない。 人間に生まれたことを喜ぶ人はこの世の極楽。とな。自分自身を獣や虫けらと同じと思っている人々が多かった時代には説得力があった言葉に思えるが。 この私でも「地獄の思い」は何度もしてきた。閻魔大王に聞かずともこの私に地獄の事なら何でも聞いてくれ。 いずれにせよ日本の宗教界を1000年以上 . . . 本文を読む

旅に出てみたい(9) 墓参りもどき ④

2016年10月30日 18時57分51秒 | 日記
遠い昔、私が運送会社の新入社員のころ、車を持っていた同期の越島が、東山ドライブウエイのテッペンにある駐車場は、週末の夜になるとアベックを乗せた車で一杯になり、そりゃもう大変なさわぎさ!と言っていたことをふと思い出した。当時の私は車なんぞは持っているはずもなく、さほど大してそれに対して関心もなかったが、それから40年たった今は、私も車を運転する身分になっちゃっている。まあなんとか苦労して、そのドラ . . . 本文を読む

旅に出てみたい(8) 墓参りもどき ③

2016年10月29日 22時08分57秒 | 日記
京都に帰ったときの一つの楽しみは近畿放送を聞くことである。最近は京都らしさが無くなったことでトミに有名だが、これもノスタルジアを楽しむ一つの手段である。 広隆寺の話をしていた。広隆寺?わしゃ行ったことがあるんやろうか?行ったような記憶もあるが、行っていないような気がする。行ってみれば、行ったか行かなかったか分るんと思って行ってみた。 中に入っても行ったことがあるのかどうか、まだ定かでない。 . . . 本文を読む

旅に出てみたい(7) 墓参りもどき ②

2016年10月28日 16時38分59秒 | 日記
運転すること24時間、私はやっとのことで京都に到着した。それは深夜の2時。私は車を停めて仮眠する場所を探し求めた。中書島の細い道を何度も往復した。が、結局は近鉄の伏見駅の近くの「業務スーパー」の駐車場にたどり着いた。夜明けまでここで過ごそうか。シートを倒し目をつむるが運転の興奮が醒めておらず、ラジオでも聞くかとなった。毎日放送FMが聞こえてきたが、吉本の女芸人のなんともあほらしい世間話が放送され . . . 本文を読む

旅に出てみたい(6) 墓参りもどき ①

2016年10月26日 20時08分28秒 | 日記
3月末に京都に帰ったときには大谷本廟の場所がわからず、また今度来るときに両親の墓に参ればよいと思っていた。秋の彼岸も1か月も過ぎたころ先週の土曜日の深夜、私は重い腰をあげた。 もう夜が開けようとしているのに、私は富士山周辺をうろうろしていた。いつになったら目的地に着けるのだろう?俺は一体何をやっているのだろうか?青少年の面持ちで私は車を走らすのだった。 なにやらさえない海岸線を通った。 . . . 本文を読む