FAR SKY (遠い空) 世の中の本質を自分なりに・・・

遠い空には何が見えるのだろう。若者には輝く未来が。関西弁おっさんにはオネーチャンの優しい笑顔。遠いあの空はどこに行った。

エリートな華たち(2) 赤い悪女

2016年03月10日 02時35分20秒 | 日記

トマトを赤くて甘くておいしくする為には、水をやらないことだそうだ。原産地と思われるメキシコの乾燥地帯の気候風土に合わせているのではなく、トマトという生物が種族保存の本能により、自らを魅力的に生成し、動物に食されることをもって種を拡散するのだそうだ。

この写真は虫が止まっているのではない。あまり豊かでない土地に自生するランの一種が花びらを虫の形に変えて、そしてフェロモンもどきの麗香を漂わせ、虫の兄ちゃんを呼び寄せ虫媒させる目的なのだそうだ。時にはツボのような割れ目に落ちた兄ちゃんを溶かして自身の栄養にすることもあるらしい。
つまり、これも種族保存に対する生物の知恵らしい。
この法則は、クジャクやオシドリの羽が美しいのもライオンが立派なタテガミを誇らしげに風になびかせるのも、より種の保存能力の高い配偶者をメスが選択する行動への理論説明になりうる。
人間の場合、どうなんだろうか?




この女性がこんな目をして、こんな素晴らしい恰好をとるのもこの法則にしたがう行動なのであろうか?


いや、私は違うと思う。



モデルを職業とする女性がカメラマンの指示によりポージングしているだけの話であろう。








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