ネタがなくなればこの新聞を引用する事になっている。
選挙結果は、有権者の半分が棄権し、既存の政党政治への期待も幻想もないシビアな評価を示すものとなった。同時に、アメリカのための戦時体制づくりに奔走する安倍暴走政治への強烈な批判が強まるなかで、その受け皿が乏しいという限界性を示した。「野党共斗」についても自民党以上に支持基盤が乏しく、とくにアメリカ民主主義崇拝を根底にして「護憲」や「民主主義」を唱え、大衆から浮き上がった勢力が「共斗」したところで、現在の政治状況を根本から打開しうる対抗勢力とは見なされなかったことを示した。
改憲勢力「3分の2超」の実態としては、全有権者における得票率20~30%程度であり、その基盤はきわめて脆弱である。議会政治は欺瞞する力を失い、国民世論と直接対峙することを迫られることになる。米軍再編、原発推進、TPP参入による国益売り飛ばし政策など具体的な戦時体制作りへの反撃機運は各地で熱気を増しており、この全国的な趨勢は抜け殻となった政党政治の枠を超えてさらに高まっていくことは疑いない。(長州新聞)
「野党共斗」についても自民党以上に支持基盤が乏しい。とは的を得た解説である。都知事選もいわば一種の野党共闘だが、一体どうなるか関心を持たざるを得ませんね。
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