前にもこのブログで書いたが、初めて台湾を訪れた時、会社の連中が日曜日に会社の車を使って小旅行に行こうとなり、遊びに来ていた私も仲間に入れてもらった。6月の暑い盛りで運転手役の郭君が張り切っていたのだが、彼は連日深夜まで当時の日本人上司にこき使われていたので、その日もほとんど寝ておらず、どこへ行くか全くのノープランであった。とりあえず、郭君は高速に乗った。基隆あたりでは半日も持たない、昼飯をどこ . . . 本文を読む
翌日は涙雨だった。私は行くあてもなく恐怖の宿を後にした。取り急ぎまたバスに乗ろうかと、バス停に向かおうとした。そのとき足元で「ベリッ」「ギュチャ」と何かが裂ける音がした。靴下が見えていたウォーキングシューズが見事に破れている。左足を前に踏み出すたびに足の3分の一が靴を飛び出す。これは靴を買わなければいかんなあ。
新しい運動靴は2日分の宿代以上の値段がした。生まれて初めてこんな高価な運動靴を . . . 本文を読む