中国の習主席と台湾の馬総統が今度シンガポールで会談をするという。無論、共産党政権樹立後の中国では初めての事である。しかも馬総統は国民党だ。国民党とは蒋介石。反中共のシンボルともいうべき人物の設立した党ではないか。しかし、来春の総統選挙では民進党の蔡おばはんが当選することはほぼ決定だ。完全レイムダックの馬との会談をなぜ中国はOKしたのだろう。南沙諸島での米国の意外とも思える軍事行動で、やや焦ってい . . . 本文を読む
やっと、「京都の平熱」を読み終えた。作者の文章は大学入試にしばしば引用されるらしい。
なるほど、時々これはどう解釈して読むのかな?と思わされる文に出会った。
例えばこれ。長くなるが引用する。
自治都市
京都の街なかを歩いていて、驚かれたことはないだろうか。どうしてこんなところに、と訝しくおもうようなひっそりとした町屋のあいだに、ぽつりぽつりと仕出し屋さんと和菓子屋さんがある。冠婚葬祭をむかし . . . 本文を読む