中国の習主席と台湾の馬総統が今度シンガポールで会談をするという。無論、共産党政権樹立後の中国では初めての事である。しかも馬総統は国民党だ。国民党とは蒋介石。反中共のシンボルともいうべき人物の設立した党ではないか。しかし、来春の総統選挙では民進党の蔡おばはんが当選することはほぼ決定だ。完全レイムダックの馬との会談をなぜ中国はOKしたのだろう。南沙諸島での米国の意外とも思える軍事行動で、やや焦っているのかもしれぬ。政権交代後も両国間のパイプを維持しておきたいのだろうが、金門島でガンガン衝突した時分とは全く違う態度には国際政治の世界とはいえ、全くのびっくりポンである。
退任間際に竹島を訪問した韓国の大統領のように、馬さんも台湾の歴史に偉大な足跡を残したいのだろう。
台湾の人々もよく分かっているようだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます