題名は「いつわりの」をつけておりますが、内容は全て事実です。
ここの温泉に行こうとしていた。今は夕刻の7時。夏至近い季節でもそろそろ日没の時刻だ。
ナビを温泉にセットする。初めて訪れる場所ではナビの誘導に任せるに限る。
左右にハンドルを切りフォッサマグナを眼下に見る山道を走り続ける。この道は愛知県道1号線。このまま走りつづけて静岡へ出て、後は東名に乗ろう。それとも目指す温泉で一泊するか。
それ . . . 本文を読む
さば(鯖)街道があるならハモ(鱧)街道もあるはずだ。車のハンドルを握りながら、ぼんやり今日のブログの落ちを考えていた。それは先週の土曜日の昼下がり。たった4人の読者のために私は、鱧に関する貴重な情報をコピペ発信した。今日も不採用のお手紙を開きながら、気持ちを入れ替えた。
さあ、出かけようか、鱧街道へ。
亜熱帯の梅雨空には銀河鉄道さえも姿を隠し、ただただ湿度の高くてやたら不純物の多そうな空気の中、 . . . 本文を読む