Noriko

しあわせさがし、穏やかで心豊かなライフスタイルを求めて・・・ささやかなブログです。

ヴァレンタインディー A Happy Valentine's Day #2

2013-02-13 18:33:56 | エッセイ

 

 

@All rights reserved by  Mr. Hiroshi Kubota (Silkscrean Printings) 

         

私はクリスチャンではありませんが、中学・高校・大学・大学院とキリスト教の学校に通いました。

特に、中学と高校は6年間一貫性の私学の女子校でしたので、キリスト教の影響は大きいと思います。

毎朝、礼拝があり聖書を読み、讃美歌を歌いました。

私の聖書の中で好きな個所があるので、今日はそこを紹介したいと思います。

        

         

「あなたは心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。

今日わたしが命じるこれらの言葉を心に留め、子供たちに繰り返し教え、家に座っているときも道を歩くときも、

寝ているときも起きている時も、これを語り聞かせなさい。」

申命記 6・5-7

          

 

私は、かつて、5000冊ほどの英語の絵本の蔵書を地域の子供達に開放し、

"Noriko's World Library"という、ボランティアの家庭文庫をしていました。

私が考えたのは、人を愛し、愛されるために人は生まれてきたのだから、愛に育まれた環境を

子供たちに提供することが一番効果があると思ったのです。

絵本は、子供たちが何度も何度も繰り返して、お母さんやお父さんに読んでもらったり、

自分で絵を眺めて想像力をふんだんに膨らませ、その主人公やお話に心を重ね、ワクワクしたり、

面白がったり、辛い体験を感じたり、時には涙することもあります。

 

            

絵本には、人間だけでなく動植物が登場し、日本だけでなく世界中に旅行ができるのです。

絵本がもつ力というものは計り知れないものです。人の痛みを感じて、痛いだろうな~とおもいやりの気持ちが芽生えたり、

いろんな冒険に挑戦して、自分でもできるんだ!っと幸せ気分になったり、

花や鳥や動物になって、いろんな物を食べたり見たりできます。

繰り返し繰り返し読む事で、感受性や自己確立にも繋がります。

 

             

司馬遼太郎の、「21世紀に生きる君たちへ」という本が私は好きです。

彼は歴史小説をたくさん書いています。彼は歴史とは

「それは、大きな世界です。かつて存在した何億という人生がそこにつめこまれている世界なのです。」

と言っています。

 

           

@copy right all reserved by Mr. Hiroshi Kubota

 

司馬遼太郎のその本の中で私の好きな言葉があります。

「人間は、自分で生きているのではなく、大きな存在によって生かされている。

「いたわり」「他人の痛みを感じること」「やさしさ」

                     

 

私は、これらの言葉の根っこは、だと思えてなりません。

人間は、愛し愛される為に生まれてきたのだから、

生まれてから、沢山の愛情をいろんな方々からいろんな形で受けて育って欲しい。

辛い事、悲しい事、苦しい事、病気になったり、災害や事故にあったりして、楽しい事ばかりではありません。

でも、そういった体験を通して、他人の痛みが感じられるようになり、いたわりや優しさの心が育まれ

愛情がしっかり自己の中で根づいていけば、

戦争とか民族紛争とか、宗教の違いからくるあらゆる政治的なテロなどで

大切な罪のない命が失われない、世界の人類が仲良く暮らせる時代が実現できる

私はそう信じています。「愛の力」で、私たちの子供や孫やもっと何世代も、「平和で、安心して安全に暮らせる、美しい世界」を作っていきましょう!!(^^)/~

I believe we can make the world more beautiful place to live

by "The Power of LOVE" for the generations to come in the future.

 

The picture was taken in the subway station in Tokyo Japan, Feb. 2013

この記事で使われたシルクスクリーンは、版画家の久保田宏さんのお許しを得て、使わせて頂きました。

深く感謝いたします。@All rights reserved by Mr. Hiroshi Kubota. 



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