Noriko

しあわせさがし、穏やかで心豊かなライフスタイルを求めて・・・ささやかなブログです。

The start of my second chapter of my life on Jan. 15 2012

2012-01-19 06:38:47 | エッセイ

I moved to the new place.  The new place is just a few blocks away from where I used to live.  However, no matter how close the move is, the move is move......it was a big job.  My second son, Ryo (20) moved out first on Jan. 5 to the new place near his Waseda Univ.  So I moved to the new place on Jan. 15.

I am now settled down and I feel so relieved.  Good thing is that the new place is just a minute walk from the place I used to live.  

I will start the second chapter of my life now that I have finished raising 2 sons.  I have kept my freelance work at my own pace as before. 

Actually, now I have my lifework to do.....that I had started this venture about 17 years ago in Kobe Japan (Kobe is near Osaka & Kyoto in the western part of Japan).  I established "Noriko's World Library".  Its mission is to bring about "World Peace".  People should be able to live in safe and peace in their homes.  My grandmother in Hiroshima planted the seed of world peace in my mind. 

Unfortunately, I had to close it when I moved back to Tokyo in 1998.  I could not move with my collection of English/ Japnaese children's  and Young Adult books because there were more than 5000 books.  I gave away all the books to my friends because I thought books would be happy to be read by children instead of kept in many boxes. 

Now, I don't have many children's books.  Instead, I decided to start "Noriko's World Libary" by starting my own blog.  That is my original idea of starting this blog.  I am going to keep writing bilingual songs, stories, poems and non-fiction stories in the blog.  It has just born that it is a baby blog (^^) .  I would like to continue it with love just like raising a child and reach out into the world.

I welcome your suggestions or any feed back to this blog, thank you.

 

 

 

第二の人生の始まり・・・・2012年1月15日

次男の諒が成人式を1月9日に迎えました。それを機会に、彼は1月5日に、早稲田大学近くに引っ越しました。それに続いて、15日に私も引っ越しました。

引越しといっても、前のところからホンの30秒程先だったので、超近いお引越しでした。と言っても、引越しは、引越し。荷造りは同じです。この際、シンプルライフを目指し、不必要なものは全てエイヤと捨てました。 一部はフリーマーケット用に友人宅に保管して頂き、使用していないものは寄付に送りました。

2人の息子らもすっかり親離れして、私も子離れ。いよいよ、私の第二の人生の始まりです。仕事はこれまで通り、フリーランスでマイペースで、ゆるゆると参ります。(笑) 健康第一・・・これからは、無理は決してせず、明るく元気に、楽しく人々との絆を大切に生きていきたいと考えています。

実は、このブログを始めたのには、理由があります。 神戸在住の頃、「三度の飯より絵本が好き」がこうじて、絵本やヤング・アダルトの本が5000冊以上となりました。その頃、二人の息子らは、長男の淳は小学生、次男の諒は保育園児でした。私は、神戸大学を始め甲南大学、神戸松蔭女子大学、又、1994年頃、甲子園で優勝した、育英高等学校などで英語や言語学、時事英語、TOEICなどの講義をしていました。

ある日、その5000冊以上の絵本を、地域の子ども達に開放して楽しんでもらおうと考えました。 思い立ったが吉日!! ボランティアで家庭文庫をしていらっしゃる、井上光子さんやお知り合いの私のメンターの赤松彰子さんたちに助けられて、"Noriko's World Library"を創立しました。

その目的は、「安心して、安全に暮らせる政界の平和」貢献でした。ライフワークです。私の広島に住む祖母が私の心に蒔いてくれた「平和の種」です。戦争中、5人の子どもを育てました。祖父は戦争に行っていました。原爆の時の話を、沢山、祖母から聞きました。

私が、上智大学を卒業して、国際ロータリーの大学院課程の奨学金で、ワシントンDCのジョージタウン大学の大学院言語学科に留学が決まったとき、両親は大反対でした。内科医の父は、私が東洋英和女学院の中学に受験させた時点で、大学を卒業したらお見合いをさせて、医者と結婚させる事を考えていたからです。

でも、その時、唯一私の背中を押してくれたのは、広島の祖母でした。「典子ちゃん、今は戦争の時代じゃないのだから、アメリカが敵国なんて事はないし、これからは女性でも世界に羽ばたいて世の中の為になれる生き方をしなさい。背水の陣で行きなさい。おばあちゃんは応援しているから!」

その一言で、私はそれまで両親に反抗した事は有りませんでしたが、決心しました。本当は、大切な先輩の紹介で就職先が決定していましたが、留学すると決めました。

留学中は、ワシントンDCや、メリーランドやヴァージニアなどのロータリークラブのランチョン・ミーティングに出席したり、その地区のコンベンションに参加して、国際交流のために着物を着て出席して、スピーチをしました。沢山のロータリアンとの出会いやそのご家族との交流も有意義でした。私が一番お世話になったのは、その頃IBMの重役で、国際ロータリー委員長だった、Mr. Tom Scogginsさんでした。彼の末の息子さんが、横浜のインターナショナルスクールで歴史の先生をしていたので、日本人の私にとてもご夫妻で可愛がって頂きましたAki。又、、日系日本人2世のMr. & Mrs. Akiyamaご夫妻とご家族、又、日本からワシントンDCに赴任していた東ヶ崎茂さんにもとてもお世話になりました。

ロータリークラブのレター用紙の下に、Investment for the Future (未来への投資)と書かれています。私は、国際ロータリーの奨学金のお陰で、ジョージタウン大学の授業料、滞在費、渡航費全て返済無しという、非常に恵まれ、滞在期間を本部の許可を得てその分は自前でと言う条件で、言語学修士終了して、帰国しました。

それ以来、なんの取りえもない、ただただ「言語学と人との交流が大好き!」という22歳の私に寛大な投資をして下さった、恩返しをいつかはしたいと心に思い続けていました。 それで始めたのが、Noriko's World Libraryでした。 17年前、阪神淡路大震災の時、私のボランティアのこのライブラリィの活動を朝日新聞の林国広記者を始めとして、Asahi Evening News, Japan Times, Daily Yomiuriなどの記事となり、あっという間に、私の活動は広がりました。

イベントの日、私の外国人の友達に来ていただき、バイリンガルで(日本語と英語)で、絵本を読んだり、歌を歌ったり、踊ったり、ストーリーテリング、手遊び、貸し出しをして、多い時は80人くらい集まるようになり、自宅では収まらなくなり、マンションの集会場で開催するようになりました。

イベントの事は、バイリンガルのニュースレターを作成して1000部ほど印刷、郵送。家事、育児、仕事に加え、Noriko's World Libraryがどんどん広がり、猛烈に忙しい日々でした。しかし、地域の方々や家庭文庫の方々がお手伝いして下さいました。子ども達だけでなく、私が教えていた大学の学生達や、息子の保育園の保育士の方々、帰国子女や孫と一緒におはあちゃんやおじいちゃんも集まりました。無我夢中で、睡眠時間はその頃は3,4時間でしたが、まだ若かったし、なにより楽しくて楽しくて、疲れ知らず。(笑)

その活動を認められ、伊藤忠財団の課程文庫助成金や、富士ゼロックスの助成金で、パソコンや絵本を買い足す事ができた事も、本当に有り難い事でした。

それが、東京に引越しで、1998年、活動半ばで閉鎖せざるを得なくなったのです。絵本は全て里子に出し、3人目の子どもを里子に出す想いでした。でも、ダンボールに保管されているより、子ども達に読んでもらう方が、絵本たちも喜ぶと考えました。

あれから、14年・・・・・ずっとずっと、何とか祖母が蒔いてくれた「平和の種」を育てたい、国際ロータリーへの恩返しをしたいと心に温めてきました。しかし、今私の元には、殆ど絵本は有りません。始めは、日本語の平和をテーマの絵本を英訳する事を考えましたが、東京子ども図書館の松岡享子さんの紹介でお目にかかった、福音館の黒住編集長にご相談したところ、版権があり勝手に英訳してはならない事、出版社はビジネスですから採算に合うかをシビアに計算するので、まず不可能だろうとの事でした。

悩み悩んだ末、出た結果は、オリジナルで私が作品を書くことでした。そして、それをブログにバイリンガルで書き、世界に発信する事です。

長くなりました。こんな訳で、私の第二の人生、ゆるゆるとオリジナルの作品や、日々感じた事をエッセイに書いたりさせて頂きます。折りしも、一昨日は、あの忘れもしない「阪神淡路大震災」の1月17日空17年・・・・・東北の大震災と津波、原発の事故・・・・今こそ「人間の絆」が求められ、人事と傍観者にならず、コミットして心と心が繋がり、愛情、信頼、友情など、目にはみえないけれど大切なもの、お金では買えない大切なものを、育てていき、安心して安全な世界を築いていく為に、自分が何ができるのか、自問している毎日です。

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