エルサルバドルは、中央アメリカ地域の太平洋沿岸の国です。
1528年にスペイン支配下となりましたが、1560年にはメキシコのグアテマラ総督領となりました。
1823年にグアテマラ総督領は独立し、1824年に中央アメリカ連邦となりました。その後1841年に、エルサルバドルは独立し、連邦は解体されました。
独立後は、メキシコやペルー、ボリビア、アメリカなどの貨幣が法貨として流通しました。その後、1883年に1ペソ=100センタボの十進法通貨制度が導入されました。
1920年にはコロン(1コロン=100センタボ)を通貨単位とした制度が導入されました。
2001年には、インフレを抑え、経済を安定させるために、1アメリカドル=8.75コロンで法定通貨にするドル化政策がとられ、現在はほとんどアメリカドルに置き換えられています。
こちらは5センタボ硬貨です。表面には、フランシスコ・モラサンが描かれています。