趣味のお部屋@nissy

インフレ紙幣や貨幣コレクションのページとしてリニューアルしました。過去の九州国道の旅編も完結し、毎日更新は終了です。

満州国 1分マグネ貨

2021-04-30 00:00:00 | アジア
1945年(康徳12年)発行の満州国1分マグネ貨です。
こちらは5分マグネ貨と違い、1945年(康徳12年)銘のものだけです。
5分マグネ貨、1分マグネ貨ともに、デザインは新5分、1分アルミ貨と同様のものが使われています。






満州国 5分マグネ貨

2021-04-29 00:02:00 | 古銭
1945年(康徳12年)発行の満州国5分マグネ貨です。こちらは1944年(康徳11年)銘と45年(康徳12年)銘のものがあります。

戦争激化により、航空機製造に欠かせないアルミニウムが不足するようになったため、アルミニウムに替わる素材として、本来貨幣の素材として適したものではない軽焼マグネシア(マグネサイトを焼成した酸化マグネシウム)が採用されました。

なお、1944年以降、硬貨裏面の国名表記は「満洲帝國」に変更されています。

こちらは康徳11年銘。




こちらは康徳12年銘です。





満州国 旧1角白銅貨

2021-04-24 00:01:00 | 古銭
満州国は、1932年(大同元年)から1945年(康徳12年)の間、中国東北部に存在した国家です。

通貨は満州中央銀行が発行した満州国圓で、1圓=10角=100分=1000厘でした。

1938年(康徳5年)発行の旧1角白銅貨です。こちらは1933~1939年にかけて発行されました。







ハンガリー フォリント

2021-04-23 07:52:00 | ヨーロッパ
1984年発行のハンガリーの100フォリント紙幣です。

1946年に、旧通貨でハイパーインフレが起こったペンゲーから、フォリントに通貨が変更されました。補助単位はフィレールで、1フォリント=100フィレールです。
なお、フィレール単位の貨幣は1999年以降流通していません。







ハンガリー アドーペンゲー

2021-04-22 07:52:00 | ヨーロッパ
1946年発行のハンガリーの50万アドーペンゲー紙幣です。

アドーペンゲーは「税の」ペンゲーという意味で、納税に限定された貨幣でした。
通常のペンゲー貨は暴落が続き、導入当初等価であったアドーペンゲーの価値は上昇を続け、最終的には1アドーペンゲー=20垓(10の20乗)ペンゲー前後のレートとなりました。

結局、同年新通貨フォリントが導入され(1フォリント=40穣(10の28乗)ペンゲー)、ようやく通貨が安定しました。







ハンガリー コロナ

2021-04-21 00:05:00 | ヨーロッパ
久しぶりの世界の紙幣シリーズです。
1920年発行のハンガリー2コロナ紙幣です。

第一次世界大戦の後、オーストリア=ハンガリー・クローネを別の通貨へと変更
するため、ハンガリー国内ではコロナ通貨が導入されました。
しかし、その後インフレのため、1925年に新たな通貨であるペンゲーが導入されました。(1ペンゲー=12500コロナ)