新10円金貨

1897～1910年(明治30～43年)発行の新10円金貨です。

なお、明治38、39年銘のものは存在しません。

また、明治37年銘のものは約72万枚(カタログ値で20万円以上)、明治40年銘のものは約15万枚(同12万以上)、明治43年銘のものに至っては8982枚(同120万以上)と、特に希少価値の高いものとなっています。

元々、金品位90％なので、全体的に価値は高くなっています。(並品でも6万以上)

昨年6月14日より毎日続けてきました、貨幣コレクション紹介もこれで一旦終了となります。ご訪問ありがとうございました。

稲100円銀貨

1959～66年(昭和34～41年)発行の稲100円銀貨です。

昭和37年銘のものは製造されていません。また、一般流通用としては最後の銀貨となっています。

表面には稲穂が描かれています。

5円黄銅貨(楷書)

1949～58年(昭和24～33年)発行の5円黄銅貨(楷書)です。通称フデ5円とも言います。

なお、昭和29～31年銘のものはありません。

表面には稲穂、水、歯車、裏面には双葉が描かれています。

鳳凰100円銀貨

1957、58年(昭和32、33年)発行の鳳凰100円銀貨です。

1953年(昭和28年)発行の板垣百円紙幣(B百円券)と並行して流通しました。

表面には鳳凰、裏面には旭日・桜花が描かれています。

50円ニッケル貨(穴あり)

1959～66年(昭和34～41年)発行の50円ニッケル貨です。

こちらも現在も有効な貨幣です。

表面には菊が描かれています。

50円ニッケル貨(穴なし)

1955～58年(昭和30～33年)発行の穴なし50円ニッケル貨です。

こちらは現在も有効な貨幣です。

表面には稲穂、裏面には分銅が描かれています。

5円黄銅貨(穴なし)

1948、49年(昭和23、24年)発行の穴なし5円黄銅貨です。

こちらは1円黄銅貨と異なり、現在も有効な貨幣となっています。

表面には国会議事堂、裏面には鳩、梅が描かれています。

1円黄銅貨

1948～50年(昭和23～25年)発行の1円黄銅貨です。

こちらはインフレにより、素材金属価格が額面を上回る可能性があったため、1953年(昭和28年)に廃止となりました。

表面には橘が描かれています。

50銭黄銅貨(小型)

1947、48年(昭和22、23年)発行の小型50銭黄銅貨です。

50銭硬貨としては最後の発行となります。(貨幣としては板垣50銭紙幣が最後)

表面には菊花紋章、桜が描かれています。個人的に好きなデザインです。

50銭黄銅貨(大型)

1946、47年(昭和21、22年)発行の大型50銭黄銅貨です。

こちらは昭和22年銘のものは稀で、かなりの価値があります。(カタログ値20万程度)

表面には菊花紋章、鳳凰、裏面には鍬、つるはし、稲、麦、魚、歯車が描かれています。