「ヒオウギお花見バザー」のお知らせ

☆日 時 平成22年7月18日(日) 11時から14時 小雨決行・雨天中止
☆場 所 館山(やかたやま。国道412号線平山坂上織戸組採石場入口上)
      (本厚木駅発半原行き「平山坂上」バス停徒歩約3分)
☆内 容 ①館山で育てているヒオウギのお花見
     ②バザー(会員や『黄色いチラシ』読者からの提供品)
     ③お茶席(抹茶と和菓子・鳥羽玉のセット)
     ④ヒオウギの苗販売
     ⑤アクリルたわし販売(ヒオウギの花をイメージして会員が編んだもの         ⑥ちょっと昔の生活道具の販売

 登山マップや道標看板の制作費を捻出するために、ヒオウギ育成場の開花時期に合わせて、お花見とバザーを開催します。
 この日のために、京都から亀屋良長の鳥羽玉(うばたま)を取り寄せます。これは、ヒオウギの実・ヌバタマを模した和菓子です。
 また、永年収集してきた『黄色いチラシ』のコレクションの中から、ちょっと昔の生活道具を販売します。

☆お願い バザーの品物の提供をお願いします。ご一報くだされば、お伺いいたします。

 なお、午後2時から同会場で、会員を対象に、荻野山中陣屋の殿様が西山で猪狩りをして、その肉を味噌漬にして食べたという故事にならった毎年恒例の「とん漬バーベキュー」を行います。

☆問合せ 事務局 電話046-241-8990 荻田豊
 
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平成22年5月西山踏査登山報告

 5月16日(日)に会員男女3名づつの6名で、用野橋正面に見える上野山の尾根伝いに経ヶ岳を目指しました。
 初めてのルートということで、市民かわら版の記事を読まれて、山際から徒歩で、八菅山を越えて来られた日熊さんは、体調が優れないので、迷惑をかけるといけないのでと、断念されました。
 例によって、上分館を出発し、上荻野浅間神社、用野集落を抜け、用野橋を左折して、ゴルフ場内の市道に入り、これから登る上野山の尾根を眺めました。
 場内の市道の中間点にケヤキとホウの大木があります。
  朴の花起点に確(しか)と今日の尾根
 大沢の登山口に道標を取り付け、北沢の右手の土手上の獣害防護柵出入口ドアから、1月末に荻野中学校の川崎校長先生を学校林に案内した尾根に取り付きました。
  遠眺めしたる山藤まのあたり
 市道を示すコンクリート製の道標はありますが、道は判然としません。しかし、水源の森林づくり事業で、間伐と下刈りができ、山は明るく、山桜の大木も目立っていました。
 行く手に、小さいけれど、上部が白いふたコブの印象的な石がありました。
 お孫さんと同居している大谷さんが、「孫の尻石」と名付けました。これには、最近、長男さんに第一子が生まれた我妻さんも、1年前に初孫に恵まれた私荻田も賛成。
 次に目を引いたのは、楓の大木です。木の大きさが分かるようにと、写真を撮るときには、苗字からして最適な木下さんに横に立っていただきました。
 その先は、踏み跡がしっかり残る径路を、荻野越や華厳山を、ヤマツツジやツクバネウツギの花越しに見ながら登りました。
  谷風の只中つつじ燃えさかり
  経ヶ岳目路の高さや空木(うつぎ)咲く
 古い鹿柵に沿って歩き、着いた先は、経ヶ岳から華厳に下るところにある鹿柵の突端でした。
 道中、新人会員の岩崎さんに樹木や草花の講釈を先輩方がしながら、ゆっくり登ってきたので、10時に大沢を出発し、経ヶ岳山頂に着いたのは11時48分でした。ここで昼食です。
  頂に水木の蕾なほあをし
 午後は、荻野越に下り、華厳へと登り返し、華厳ヒオウギ広場に丸太のベンチを造りました。その間、女性たちは山椒摘みです。
  この先は風穴の鞍部(たわ)花楓
  ほの辛き花山椒摘み華厳山
 高取山頂手前のタブノ木群生地が明るくなっていましたので、良く見ると、大木数本が根こそぎ倒れていました。
 発句石移設広場の風は強く、それにも負けじと、ヒオウギは育っていました。
 大たるみの、大沢に下りる分岐に引き返し、本日最後のハイライト、ツツジの高取北尾根径路を下りました。
  緋がさねの躑躅高取山(たかとり)支稜(バットレス)
 今年は遅れているのです。まだ蕾の枝もありました。
 大沢下山口から、今日歩いた尾根筋を振り返りながら用野集落を抜け、上分館でトイレ休憩し、館山に移動して、打ち上げ懇親会を行い、5時半のバスに間に合うように散会しました。
 以上、小島さんの「花」の句で、行程をなぞってみました。
 そうそう、今回のコースは、ヤマビルには無縁でした。
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6月の予定

☆ハイクとヒオウギ畑の手入れ
 「三増古戦場の一端の山を歩く」
 6月5日(土)(雨天中止)
 半原バス停(終点)午前9時集合
 (本厚木駅8時20分半原行き乗車)
 バス停~真名倉登山口~大峰~向山~富士居山
 愛川中学校~田代小学校~平山橋~館山
 館山のヒオウギ育成場の手入れを1時間くらいします。
 ※弁当・飲み物・雨具等持参、事故は自己責任

☆「月例西山踏査登山」
 6月13日(日) (雨天20日)
 上荻野分館午前9時集合
 (本厚木駅8時20分半原行き乗車、上荻野下車)
 荻野高取山と華厳山を、道標を取り付け、ヒオウギを植えながら歩きます。
 ※弁当・飲み物・雨具等持参、事故は自己責任

☆お問い合わせ先
 事務局 電話046-241-8990 荻田まで
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相州アルプス縦走報告 20 打ち上げ

 西山問題が始まるまで、登山とは縁のなかった私でも、16年1月から、6年と4ヶ月、毎月西山踏査登山をしているお陰で、相州アルプス全山の縦走ができました。
 久方ぶりに、飲んだハイボールの美味しかったこと。
  山了(を)へて八十八夜かがよへり
 縦走を記念して、芹江さんにも写真に入っていただきました。
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相州アルプス縦走報告 19 大平

 大平の下山口に16時33分に到着しました。
 全員、相州アルプス縦走できました。
 獣害防護柵の出入り口のドアを開けてゴルフ場内に。
 ゴルフ場のカート道には沢に沿って、石楠花が植えられていました。
  石楠花の紅(こう)に指触れ山惜しむ
 赤い橋を渡り、場内の市道を歩き出すと、猿の一群が。人に慣れてしまったのか、悠々と土手の草を食べていました。
 獣害防護柵は、ここの猿には効果がなかったようですね。
 ゴルフ場を抜けて、紅梅学園と松石寺を結ぶ道の手前、養豚業者の跡地に分譲された民家近くから西山を振り返った写真をご覧ください。発句石移設広場を2段目に据えた雛壇が日ごとに増えています。
 ここで、源氏河原に出ようか、東谷戸入口バス停に出ようか、一瞬悩みましたが、すぐに、鳶尾山入口バス停近くのサガミで打ち上げをと、意見がまとまり、生ビールを頭に浮かべて最後の力を振り絞って、バス停3箇所分くらいを歩きました。サガミ到着17時32分。
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相州アルプス縦走報告 18 松石寺尾根

 最後の下りは、石仏のある松石寺尾根です。
 下山途中、石仏のところに採石業者がつけた道標を移動しました。
 というのは、4月30日に、「高取の下りで道に迷い、ゴルフ場のフェンスに阻まれ、やっとのことで脱出できた」と、電話をくださった女性がいたからです。
 
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相州アルプス縦走報告 17 発句石移設広場

 15時30分に発句石移設広場に到着しました。さっそく投句箱を開けると、入っていました。5枚も。
  西山の崩れし山の跡無残
  西山に山桜咲く二人行く
  鷹取の先山めざし先山無し
  石切場緑削るか西山の
  丹沢の肴に酔へり男たち
  此の山の緑削るかバカヤロウ
 今朝、愛川大橋のローソンで買っておいたつぶあんとこしあんの柏餅をおやつに。
  蟻の道ふつと途絶えし採石地
  柏餅嶮路(けんろ)になほも口達者
 15時41分出発。
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相州アルプス縦走報告 16 荻野高取山

 荻野高取山山頂手前に自生するヒオウギが今年も芽を出したので、踏まれないように、周りに篠竹を差込み、囲い、上部に目立つ紐をくくりつけました。
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相州アルプス縦走報告 15 大たるみ

 山椒摘みは、ほどほどに切り上げ、14時52分出発。
 4月例会で、華厳山頂に造ったベンチに腰を下ろし、満足して、大たるみに。
 ここはいつ歩いても楽しい。
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相州アルプス縦走報告 14

 我妻さんと大谷さんと荻田の三人は、ポスターを取り付けていたので、先行の皆に追いついたのは荻野越あたりでした。
 荻野越を挟んだ経ヶ岳と華厳山の間の上り下りは、登り30分、下り15分と大まかに踏んでいます。
 荻野越から華厳ヒオウギ広場までは、本日最後の登りです。「山椒摘みの時間もとるから」と、鼻先にニンジンならぬ山椒をぶら下げました。
 14時40分、華厳山の北峰にあるヒオウギ広場に到着しました。
 写真の通り、ヒオウギは順調に成長していました。
 4月の例会では小さかった山椒も摘めるほどになっていました。
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