goo blog サービス終了のお知らせ 

にしのサラリーマン時代

にしがサラリーマンで幸福のときを書いている。当時の知り合いや、子や孫たちに読んでもらいたい。

初盆の火灯し

2005-08-05 22:40:23 | サラリーマン退職後
 淡路島南部では、初盆に行う法事を火灯し(地元では「ひとぼし」)という。初盆にかぎり大きな木の灯籠をたてて、精霊を館に迎え入れる。さらに川岸に霊を運び、火を焚(た)いて供養する。火を焚くことから火灯しと言うらしい。
 今年はおやじ(還暦おやじの父)の初盆だったので、実家で「ひとぼし」をしてきた。(↓全写真クリックで拡大)
hitomosi2
↑屋根より大きな木を立てて、灯籠(代わりに裸電球)を吊り下げている。お墓の精霊が初めて生前の実家へ帰るとき、この灯を目じるしに帰るとされている。

hitomosi3
↑帰ってきた精霊が、お盆の間泊まる小さな館。
おじゅっさんに迎えのお経をあげてもらい、親戚・りんぽうの人たちで、精霊に食べ物をあげる。食べ物のお皿は蓮(はす)の葉っぱ。葉っぱの上に、水、ご飯、切り混ぜ(なす・きゅうり・かぼちゃをさいの目に切って混ぜた物)を少しづつ盛ってあげるのだ。

hitomosi1
↑さらに、近くの川原へ精霊を運んで、薪(まき)で火を焚いて、供養した。2005年8月5日のこと。



コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。