スーパーに並んでいるあぶらげを見ると、むかし食べた「きざみうどん」の味を思い出す。生のあぶらげを細かく切り刻んで、載せただけのうどん。シンプルな味だが、だし汁とよく合っていて、とても美味しかった。1960(昭和35)年ごろ、高校食堂でいつも食べていたうどんの話である。1杯が17円。瓶入り牛乳も1本17円で売られていた。当時、一般のお店では素うどん30円、瓶牛乳25円の時代である。
いつも店先で思うだけだが、今日は、思い切って材料を買って帰った。あぶらげを細く刻んで当時を再現。女房に味わってもらった。(写真、クリックで拡大)

↑ 再現してみたきざみうどん。あぶらげを刻んで載せるだけ。その上からだしをかけてできあがり。
できばえを見て思ったが、当時は、だしをかけてから、刻んだあぶらげを載せていたようだった。
塩分を控えている還暦おやじ。うす味で調理したので女房に指摘された。でも私には、当時の味が十分していて、美味しかった。カメラを向けているあいだに時間が経ちすぎて、うどんが延びてしまった。撮影:2006.4.15
いまでは許されないが、当時の学校食堂では、授業をサボった(?)女生徒が厨房に入り、手伝っていた。大量のあぶらげを刻むなどを。
いつも店先で思うだけだが、今日は、思い切って材料を買って帰った。あぶらげを細く刻んで当時を再現。女房に味わってもらった。(写真、クリックで拡大)

↑ 再現してみたきざみうどん。あぶらげを刻んで載せるだけ。その上からだしをかけてできあがり。
できばえを見て思ったが、当時は、だしをかけてから、刻んだあぶらげを載せていたようだった。
塩分を控えている還暦おやじ。うす味で調理したので女房に指摘された。でも私には、当時の味が十分していて、美味しかった。カメラを向けているあいだに時間が経ちすぎて、うどんが延びてしまった。撮影:2006.4.15
いまでは許されないが、当時の学校食堂では、授業をサボった(?)女生徒が厨房に入り、手伝っていた。大量のあぶらげを刻むなどを。