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にしのサラリーマン時代

にしがサラリーマンで幸福のときを書いている。当時の知り合いや、子や孫たちに読んでもらいたい。

きざみうどん

2006-04-15 22:59:33 | サラリーマン退職後
 スーパーに並んでいるあぶらげを見ると、むかし食べた「きざみうどん」の味を思い出す。生のあぶらげを細かく切り刻んで、載せただけのうどん。シンプルな味だが、だし汁とよく合っていて、とても美味しかった。1960(昭和35)年ごろ、高校食堂でいつも食べていたうどんの話である。1杯が17円。瓶入り牛乳も1本17円で売られていた。当時、一般のお店では素うどん30円、瓶牛乳25円の時代である。

 いつも店先で思うだけだが、今日は、思い切って材料を買って帰った。あぶらげを細く刻んで当時を再現。女房に味わってもらった。(写真、クリックで拡大)

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↑ 再現してみたきざみうどん。あぶらげを刻んで載せるだけ。その上からだしをかけてできあがり。
できばえを見て思ったが、当時は、だしをかけてから、刻んだあぶらげを載せていたようだった。

 塩分を控えている還暦おやじ。うす味で調理したので女房に指摘された。でも私には、当時の味が十分していて、美味しかった。カメラを向けているあいだに時間が経ちすぎて、うどんが延びてしまった。撮影:2006.4.15

 いまでは許されないが、当時の学校食堂では、授業をサボった(?)女生徒が厨房に入り、手伝っていた。大量のあぶらげを刻むなどを。


桜が満開 南京桃も

2006-04-09 21:33:25 | サラリーマン退職後
 4月の第二日曜日は、わたしの田舎(淡路島 賀集八幡神宮)は春祭り。聞くところによると桜が満開だという。見に行けなかったので、自宅界隈の桜木を見に散歩した。こちらの桜も満開が多かった。(写真クリックで拡大)

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↑ 近所の公園のさくら。幹を隠さんばかりに咲いていた。あすは雨との天気予報。今日限りの満開なのか。


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↑ さくらには負けるが、満開を保っているわが家の南京桃。たまには外気を吸わせてあげないとと、庭先に出した。フラッシュを焚(た)かずに撮ってみると、赤より白の方がまぶしかった。


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↑ 散歩の途中、なつかしい物に出会った。耕運機である。40年以上前になるか、この手の耕運機で、よく農作業を手伝っていた。近付いてメーカーを確かめていた。なつかしいメーカー名である。撮影2006.4.9


南京桃 22日目

2006-04-01 10:28:17 | サラリーマン退職後
 3色の花が咲くという南京桃(なんきんもも)。植木市で買ったときはつぼみで花の色が分からなかったが、22日たった今日、ほぼ満開に咲いた。(写真クリックで拡大)

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↑ 大小の枝が10本あるが、ピンクは1本、白は1本、残りは全部赤で咲いた。近所のさくらは未だ2・3部咲きといったところ。しばらくは、こちらの3色花で花見が楽しめそうだ。撮影2006.4.1



南京桃 20日目

2006-03-30 08:20:06 | サラリーマン退職後
 白が追い越した。買ってから20日たった南京桃(なんきんもも)。三色の花が同時に咲くのかなぁと思っていたら、違った。赤が一番早く咲き、2番目にピンク、白が一番遅かった。その白が今朝、4輪咲き開き、ピンクの二輪を追い越してしまった。(写真クリックで拡大)

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↑ 枝数が多い赤は花が多いが、ついで、白が多くなった。ピンクはかげがうすい。

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↑ 無垢な白色。でも、ピンクを圧倒している。撮影2006.3.30




南京桃 18日目

2006-03-28 10:12:03 | サラリーマン退職後
 やっと3色目の白が咲いた。ピンクに遅れること2日。買って来て18日目のことだった。(写真クリックで拡大)

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↑ 鉢を回転して白い花びらを表にしてみた。。白はまだ1輪かよ。でも後ろに子分を多数控えているなぁ。ピンクは相変わらず遠慮深い。子分も少ないし。

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↑ 白のなかのトップバッター一輪。アップにしたら赤のつぼみが遠慮してぼけてくれた。お陰で白が引き立って見えるなぁ。2006.3.28撮影



南京桃 16日目

2006-03-28 09:39:13 | サラリーマン退職後
 買って16日目でピンクが咲いた。赤に遅れること6日。でも白は、まだまだつぼみだ。(写真クリックで拡大)

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↑ 赤に比べてピンクは遠慮深い。小枝は一番下で、幹の裏に隠れていた。鉢をまわして、ピンクを正面にしたが、開いていたのは一輪だけだった。数の上でも遠慮している。

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↑ その一輪をアップにしたら、立派な咲き振り。花びらの形がいい。一瞬、桜かと思うほど色が似通っていた。2006.3.26撮影


南京桃(なんきんもも)

2006-03-11 23:49:18 | サラリーマン退職後
 今日、南京桃(なんきんもも)という観賞用ミニ花木を買ってきた。いままで見向きもしなかった盆栽や園芸。テレビで見た「ミニ盆栽」や「園芸」の番組に刺激を受けたらしい。いつのまにか展示即売会場に足を運んでいた。

 展示即売されていたのは、八重咲き花桃のミニ花木で、当地の特産品となっている「南京桃」。 接ぎ木(つぎき)により、1本の木から「赤」「白」「ピンク」の三色の花が咲くらしい。垂れ下がった枝に咲いた様子は、大道芸の「南京玉すだれ」を思わせるという。 早春に台木を育て、2年目に”芽接ぎ”をおこない、3年目に”ねん枝(枝曲げ)”するなど、農家のみなさんが心を込めて栽培した鉢植え花木だ。

 買った鉢はこれから咲くつぼみ状態だった。展示見本では、すでに満開に咲いていたので、撮らせてもらった。2006.3.11撮影(全写真、クリックで拡大)

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↑ 買った鉢(1,500.-)。未だつぼみだが、1~2週間で満開に咲くだろう。

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↑ 展示見本の鉢はすでに満開に咲いていた。
写真撮影の了解を得たら、テーブル上では背景が見苦しいと、わざわざ広い場所へ鉢を移動してくれた。多謝。

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↑ 展示即売会場(昆陽池公園内 草生地広場)



老夫婦だけの節分

2006-02-03 23:31:29 | サラリーマン退職後
 2月3日は節分で豆まきの日だ。この数年、妻と娘の三人でいわしとのり巻をかじっていたが、今年は違った。娘が嫁いだので妻と二人だけ。恵方(南南東)に向かっての丸かじりは例年どおりだが、豆は数えず食べた。数えず食べると歳をとらなくなるなどと、むかし話をしていると、いつの間にか豆が無くなっていた。


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↑ いまどき、煎った豆がこのように袋詰めして売られているが、むかしは、家で採れた大豆を炮烙(ほうらく)で煎(い)っていた。
 ほうらくとは、素焼きのフライパンのようなもの。自給自足の時代、かまどにほうらくをかけて、米・麦・あられ・お茶、豆類を煎っていた。節分が来ると、母がほうらくで大豆を煎る。父が、煎られた豆を升(ます)に入れて、部屋の内から外へ「鬼は外」と撒(ま)いていた。そのあと各人で自分の歳の数+1の豆をかぞえて、家族みんなでポリポリ食べていた。
 いまでも節分がくると、むかしのことを昨日のことのように思い出す。2006.2.3



焼き餅を塩味で食べた

2006-01-15 18:20:48 | サラリーマン退職後
 1月15日は、むかしから門松やしめ飾りを焼却する日ですよね。
焼却の火で焼いた餅を食べると一年間健康に過ごせると、むかし聞いたことがある。
 今年は、しめ飾りをつるさなかったので焼却に行かなかったが、餅だけを焼いてむかしの風味を味わった。
むかしといっても終戦後間もない頃のこと。砂糖は高価で貴重な調味料だった。砂糖の代わりに塩で味付けする、祖母から引き継いだ味である。いつも、女房に食べてもらい、「おいしいね」と言わせている。

作り方
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↑ まず、餅をこんがりと焦げ目をつけて焼く。
オーブントースターで焼く場合、餅がふくらむまで10分~20分掛かる。ふくらんでからは、ひんぱん(1~2分置き)にころがし表面に焦げ目をつける。焦げ目が多いほどおいしい。


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↑ 焼いた餅に塩をふりかけて熱湯を注ぐと、はい、出来上がり。

焼き上がった餅は、熱いうちに割って器に入れる。
塩を一つまみ、ぱらぱらと餅の割れ目にふりかけて、たっぷりと熱湯を注ぐ。
硬いもちでも1分ほど置くと柔らかくなるので、それからいただく。
(熱湯の代わりに熱いお茶でも別の風味が味わえます)



 お正月のおもちが残っていれば、一度お試しあれ。
香ばしくて素朴な味だが、おもちも汁も美味しいよ。2006.1.15


七草粥をいただく

2006-01-07 11:23:01 | サラリーマン退職後
 1月7日は、七草粥(がゆ)をいただく日だ。七草粥を食べると邪気が払われ、無病息災でいられると昔から伝わる慣わし。それにあやかり昨日、スーパーで「春の七草」をパックしたものを買ってきた。
 むかし、農家の祖母がたんぼの畦(あぜ)や空き地で採ってきて、「なな草なずな、唐土(とうど)の鳥が、・・・(後、なんとかかんとか言っていたが覚えていない)」と唱いながら、まな板の上でとんとんと刻んでいた。七草を見ると、50年前の祖母の手つきと歌声がよみがえってくる。


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↑ スーパーで買ってきた「春の七草」。(写真、クリックで拡大)
左から、芹(せり)、なずな、御形(ごぎょう)、はこべら(はこべ)、仏の座、すずな(かぶら)、すずしろ(だいこん)。
 平安時代の「四辻の左大臣」が詠んだ、「せり なづな 御形 はこべら 仏の座 すずな すずしろ これぞ七草」の順に並べた。


個別に写した写真
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↑ 芹(せり)
昔は田んぼの溝(用水路)に生えていた。いまは、スーパーでよく見かける。


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↑ なずな
昔は畦や土手に生えていた。葉っぱの形状がたんぽぽに似ていたので、よく見間違えた。


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↑ 御形(ごぎょう)
昔は田んぼの中で見かけた。でも、毛布のように毛が生えているので、食べられるとは信じがたかった。


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↑ はこべら(はこべ)
昔は家の空き地に大量に生えていた。切り刻んで米ぬかと水で混ぜると、鶏(にわとり)にが喜んで食べていた。


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↑ すずな(かぶら、かぶ)
薄く切った三杯酢漬け(千枚付け)は美味だ。


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↑ すずしろ(だいこん)
味噌汁や雑煮に入れただいこんは、むかしを思い出させるお袋の味だ。


 今日は、女房とふたりで「七草粥」を作り、無病息災を(女房の体調回復も)祈念して、二人でいただいた。2006.1.6撮影


紅白を最後まで見た

2006-01-01 00:01:38 | サラリーマン退職後
 2005年の大晦日。今年は、紅白を最後まで見てしまった。総合司会がみのもんたさんということもあって、ハプニングを期待しながら。
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↑ 今年は白組の勝ち。
山根基世アナウンサー、仲間由紀恵さん、山本耕史さんらと。
 毎年、録画しておいて年が明けてから早送りしながらところどころを見ていたのですが、今年は、生で最後まで見てしまった。例年と違って、たいくつはしなかった。
 それにしてもみのさん、民放の生番組が多いのによく頑張るなぁ。1944(昭和19)年生まれの61才。わたしと同じか。



いちょうの葉が落ちた

2005-12-09 20:11:02 | サラリーマン退職後
 12月9日、この数日間、最高気温が10度前後と急に寒くなった。10日前に撮った「いちょうの葉」はどうなったかを見に行ってきた。写真クリックで拡大。
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↑ 10日前には黄色い葉っぱで枝を覆っていたいちょうの木だが、この10日間で葉っぱを全部落としてしまった。この劇的な変化には、おどろいた。この数日の寒さに対応すべく、葉を落としてしまったのだ。いよいよ本格的な冬に突入したことを感じさせる木の姿だった。2005.12.9撮影


いちょうの黄葉

2005-11-30 18:48:09 | サラリーマン退職後
 11月も今日限り。近所のいちょうがまっきっき。8年前に購入して以来、買い替えを辛抱していたデジカメだが、チラシの誘惑に負けて昨日買い替えた。早速、近所を散歩して試し撮りした。写真クリックで拡大。

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↑ 小学校の裏庭のいちょうの木。イチョウの葉の黄色が、なつかしい少年時代を思い出させてくれる。落ちた葉を本にはさむことを「しおりと言うんだ」と、先生に教わったことを。

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↑ 木の幹は太くまっすぐ伸びていても、各枝の葉っぱは今にも落ちんばかりたれさがっている。今も昔も、変わらぬイチョウの葉っぱに見とれていた。2005.11.30撮影