No. 500 24時間営業果して?(『朝日』2月28日)
確かに24時間開店に利便性はあろう。店の近隣に安心感を齎すかも知れないが、深夜の手薄時に強盗事件なども散発しており、問題児の屯す場ともなっている面もある。功罪半ばす、とも言えよう。
経済が右肩下がり、人手不足の深刻化で、店主の勤務も限界に達している店が出始めている模様。営業時間を短縮すれば本部との契約違反に問われ、多額の違約金を求められる状況。本部の公報は「非常時には加盟店の判断で店が閉められる」としているが、「現場でのコミュニケ―ションに齟齬がある」と言う説明は、齟齬を生じさせている責任の所在が明確に伝わってこない言い方だ。