槃特の呟き

散文(何でもござれ)、韻文(破礼句まで含む)、想い付くまま。

言葉の気品―善・悪・真・善・美。

2011-04-30 22:09:35 | Weblog

No. 278 受身と尊敬の混線新型?(430日「朝日」どくしょ甲子園)

  「大人のセミナーは泊りがけで、分厚い課題図書を読ませられます。」

 受身を表すなら「読まされます」で良い筈。これでは、高度の尊敬を表す表現と受けとられるだろう。即ち、「お読みになられます」の意に。

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言葉の気品―善・悪・真・善・美。(作家の新造語?)

2011-04-28 22:56:07 | Weblog

No.277 若い作家の新造語?(『群像』2011年5月号)  

  どちらも生活は前よりも安定したいたが、どちらにとっても本当は嫌悪すべき生活でしかなく、どちらも成功の真逆へ突き進んでいることは明らかで、いわば我々は失敗の同志だったのである。

「真逆」=「まぎゃく」とでも読ませる積りなのであろうか、「成功」の正反対を意味するらしい。然し、「真逆(まさか)」は意味の確立した日本語

だ。

                     

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言葉の気品―善・悪・真・善・美。(嫌気の連続)

2011-04-24 23:29:45 | Weblog

No.276 「尖閣列島」から「3.11」まで嫌気の連続。

 1.「ロシアが北方四島を不法占拠...」学生の弁論大会での発言なら見過ごされようが、外交の責任者の発言となれば、相手側から「外交の場で使う言葉ではない」と窘められるのは当然。

2.東北地震・津波震災を「たるんだ国民に下された天罰」と、相変わらず過激な言葉遣いの好きな某知事。然し、これは如何にも頓珍漢。東電など電力関係者に向かって放つなら相応しいが。関東大震災を「安逸を貪る東京市民への天譴」と突き放すのとは訳が違う。

  「福島原発」は信管を外してない不発弾の状態。国民の憂鬱はこれから何年続くのか、嫌気がさすなどと言っては居られないと思い直す次第。

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