槃特の呟き

散文(何でもござれ)、韻文(破礼句まで含む)、想い付くまま。

言葉の気品―善悪真善美(アイドルグループファンの聖地!?)

2024-09-12 22:24:07 | Weblog
No. 2179 所得隠しの聖地(9月12日
 ‛神罰、仏罰何のその’か、宗教法人は宗教活動で得た所得には法人税はかからない。宗教活動は収益事業とは見做されてはいないからだ。お賽銭はもとより、奉納、喜捨に領収書は普通は書かないだろう。現金による収入だから、税務当局も把握しづらいカネだ。そんなカネを神主や住職が個人的に使えば、宗教法人が神主や住職に給与を払ったに等しく、所得税を源泉徴収しなければならない。それを怠っていた宗教法人が7割に登ったことが、国税庁の過去5年間の調査で明らかとなった様だ。神仏に仕える人間の所業で、賽銭ドロと同類項の呆れた話だ。
 日本のお寺やお宮は住職や神主が世襲の所が多いせいか、金銭感覚が個人商店と同じようになっているのだろう。収支の処理も杜撰にならざるを得ないようだ。下世話に“宗教はカネになる”と云われる所以だ。下世話に類する今一つの指摘は、一神教の国民からだが、‛日本人には宗教心と云うものが有るのだろうか’というもの。お七夜には赤子とともにお宮へ参り、結婚式はキリスト教会で、葬儀はお寺の厄介になる、謂わば三本立てだ。神や仏に仕える宗教人に左様なことは無いとは思うが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

言葉の気品―善悪真善美(NHKが乗っ取られ)

2024-09-11 22:41:43 | Weblog
No. 2178 英語偏重の余波のような...(『朝日』9月11日)
 ラジオ国際放送のニュース中国語放送に中国人を起用していたことが震源となっている。総てに亘って政治主導の中国人に国際放送を任せることの危険性が露呈したと言えようか。「日本の国家宣伝のために個人がリスクを負うことはできない」という固い信念の持ち主のようで、「個人がリスクを負う」とは、本人が中国へ渡った際に、中国でどのような目に遭うか、懸念されることから原稿には無い独自の文言を挟んだのだろう。まさしくNHK国際放送を乗っ取った訳だ。
 日系人が多く住むハワイには、一世、二世を対象とした日本語放送が今でもあると思うが、5~60年前の日本語放送にはスタッフの日本語に少々妙な発音が聞かれたようだ。日本の中国語放送に、嘗て中国で暮らして中国人に近い発音を身に付けたような人(例えば、李香蘭)は相当な高齢か或いは既に鬼籍に入られてしまっているので、人材は見付けにくいだろう。しかし日本には外国語専門の大学も複数あり、戦前とは違った形の日中間の交流もあり、 中国語に長けた人材探しもし易いのでは無かろうか。国営放送と言っても差し支えないNHKが、外国語放送に外国人を充てることは大いに検討の余地ありと言えようか。 

  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

言葉の気品―善悪真善美(機械的線引き―如何にもお役所的) 

2024-09-10 21:37:31 | Weblog
No. 2177 被爆者線引き(『朝日』9月10日)
 爆心から等距離の円を描き、円内で被爆したと想定される所謂黒い雨の降った地域を定め、被爆者健康手帳を交付しているが、被爆地域の近隣でも原爆の洗礼を受けた人が当然いる筈で、地図に等高線を引くように被爆地域の線引きが引ける根拠がどこにあるのか、極めて不明確なのだろう。
 原爆投下から長年月が経過して、被爆症状も明確にはしづらくなっている筈だ。目に見えない放射線は痕跡をハッキリとは残さない様で、原爆投下時に居住していた場所から被爆の有無を判断する方が余程実際的と思われる。機械的線引きから被爆を選別するから、地域外でも被爆した人が被爆者認定を求めて提訴するような状況になるのだ。被爆、非被爆を別の基準で判別出来るような基準を考え直すべきだろう。「被爆者」と「被爆体験者」と言葉を分けて、両者を別物の如く扱うのは、根底に「区別」或いは「差別」の観念が存在しているためで、言葉の使い分けで事を処理するのは問題解決とは程遠いものだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

言葉の気品―善悪真善美

2024-09-08 22:31:25 | Weblog
No. 2176 
   
        都合により 暫く投稿を休みます、悪しからず。  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

言葉の気品―善悪真善美(芸能事務所が自殺幇助?)

2024-09-07 22:06:02 | Weblog
No. 2175 匿名の誹謗中傷は人間の屑(『朝日』9月7日)
 歌舞音曲の世界には左程の興味も無く、関りも全くない身だが、メディアにしばしば登場する芸能事務所なので、名前だけは承知している程度だ。多くの芸能人を擁して、社会的、文化的に大きな影響力を発揮しているのだろう。丁度一年前に事務所創業者の所属芸能人への性加害を実名で告白したことへの誹謗,中傷がネット上で続き、告発者に留まらず家族にも及んでいる様だ。別の元所属芸能人は実名告白以来、ネット上で‛嘘’‛売名行為’‛金目当て’などの極めて下品下劣な誹謗中傷を受け、耐え切れず、海外へ移住したようだ。
 元所属芸能人が事務所に誹謗中傷への対策を求めても、速やかに対策を取らなかったようで、再発防止策も事務所から明確にされてはいないようだ。いまだに創業者から受けた性加害に苦しんでいる被害者に非難中傷を浴びせるネット投稿は紛れもない弱い者いじめで、匿名の傘に隠れて、己の不遇を少しでも癒すための鬱憤晴らしをしているのではと勘ぐって仕舞いたくなるのだ。
 芸能事務所が毅然とした態度で誹謗中傷への対策を取らないことは、自殺者迄出していることを考えると、事務所が自殺幇助をしていると考える事も可能となってくるような気がする。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

言葉の気品―善悪真善美(緊急時公共報道のサービスは...)

2024-09-06 22:00:49 | Weblog
No. 2174 日本語掲示板では殆ど役立たず(『朝日』9月6日)
 日本語は極めて特殊な言語であることの認識が先ず必要だ。書き言葉についても、漢字あり、平仮名あり、片仮名あり、ローマ字ありで、4種の表記法が使われているのだ。仮名は48文字、漢字の数は4桁に及ぶ。外国人が日本語を攻略するのは至難の業と言えようか。掲示板で情報を伝達するには、理解の度合いの高い英語が最適と言えよう。ヨーロッパ人なら殆ど理解される筈だ。但し、熱帯性低気圧による様な風水害の無いヨーロッパの人には、台風の被害など想像を越えたものだろう。台風の接近につれて被害の想像が出来る‛災害列島’に暮らす日本人と違って、外国人への情報伝達は早めに、しかも耳に届く音声発信が最も効果的ではなかろうか。
 政府はコールセンターの運営を数年前に始めた様だが、電話をかけなければ情報は得られず、旅行者などには充分に情報が伝わらないだろう。海外からの来訪者を含めて、最も効果的に情報が届くのは、交通機関などが予め音声でリスクなどの情報を発信することだろう。コールセンターなどのような受け身の姿勢ではなく、積極的に情報を発信する放送が最善の方法だろう。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国宝遺産の入場料設定には然るべき基準が...

2024-09-05 22:09:01 | Weblog
No. 2173 姫路城入場料再び(『朝日』9月5日)
 去る6月23日No. 2099でも、入場者を分けて別料金にすることに関して私見を綴った。2年後の料金改定を目指して、市としての検討も3カ月になる様だが、結論を出すタイムリミットも迫っているのでは無かろうか。城の維持管理は市の一般会計で賄うのであれば、市民の納税分も投入されている訳だ。金銭的負担能力の差から大人と子供に料金差を設けることは可なり一般的に行われている様だ。市民以外の入場料を設定することには様々な意見、議論が予想されよう。世界遺産となれば海外からの入場者も相当数に上るであろう。入場者を区別して別料金を設定することになるかも知れぬが、‛区別’を‛差別’と誤解されぬような配慮は必要と思われる。‛人種差別’と思われることは最も避けねばならない点かも知れない。入場者に納得の行く適切な料金設定がなされることを願うのみ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

言葉の気品―善悪真善美(昔の東京、至る所工事中)

2024-09-04 22:46:45 | Weblog
No. 2172 Tokyoiteは鎧武者か(『朝日』9月4日)
 戦前の文学者の書いた文章中に「東京は何処へ行っても道路を掘り返している場面にぶつかる」とあったが、戦後数年後の第一京浜国道(国道一号線)のアスハルト補装では、進駐軍の大型車には耐えられない状態だったせいか、全面的にコンクリート舗装に直した。アスハルトより耐久性のあるコンクリに直してからは、道路工事は滅多に見掛けなくなった。
 道路に限らず、電車の駅のプラットホームにも転落防止柵が設置され、構内の階段脇には傾斜の緩やかなスロープも用意され、車椅子での移動も遥かに容易になった様だ。体に不自由を抱えた人でも他人の手を借りずに出歩き易くなったことは東京の誇りとしても良いかも知れない。込んだ乗り物の中以外に街中で人と人とが関わり合う機会が減っていくことに関係するか否かは不詳だが、オリンピック開催中の一カ月パリで暮らした視覚障碍者が事ある毎に周りから声が掛かり、手助けの申し出を受けたことに東京との大きな違いを感じた様だ。東京の街中のハード面でのバリアフリーは進んでいても、東京人の心のバリアーは堅固だと感じた模様だ。東京人は自分の行動に注がれる世間の目を意識するあまり、心のままに行動することにブレーキがかかり易いのだろう。東京人に限らず日本人は、自分を‛社会の中一員’と考えるより、‛世間の中で暮らす一員’と捉えるが故に、自分に注がれる世間の目を意識するあまり、心に鎧を纏った格好となるのだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

言葉の気品――善悪真善美(『朝日』日本の最大の価値は)

2024-09-03 22:23:33 | Weblog
No. 2171 日いずる所の留学先(『朝日』9月3日)
 アジアの留学生が目指す日本と云うところは、安心して勉学に励むことの出来る所なのだ。遺失物は警察からの連絡で、元の持ち主に帰って来る世界でも稀な国なのだ。遺失物は初めから帰ってこないと諦めるのが普通という国の国民から見たら、何とも不思議な国と映るだろう。クーデターなどの政治不安とは無縁で、治安の良さも他の国とは比較にならないほど安全と言えるようだ。夜間の街中の女性の独り歩きに懸念や危惧を感じる事も無いだろう。
 明治以来の脱亜入欧の行動の結果、学問や文化の発達も欧米と肩を並べることの出来るまで向上し、アジアで最も進んだところと言えるようで、アジアの学生は遠いヨーロッパまで行かずとも、高度な勉強が出来る訳だ。留学生を引き寄せる日本社会の安全―極めて貴重な日本の財産と言えるもので、意識して積極的に守っていくべきものと言えよう。最近の円安が日本への留学の追い風になている様だが、留学を終えた人材を「頭脳流出」させず、日本に留まらせる工夫が求められる。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

言葉の気品――善悪真善美(人種差別、職質にも?)

2024-09-02 22:56:12 | Weblog
No. 2170 日本は精神的には半鎖国か?(『朝日』9月2日)
 警官から職務質問を受けた外国人が語ったことが職質の実態を如実に表していると言えよう。嘗て総理大臣経験者の一人が‛日本は単一民族’と有権者の前で語った事が有っ様だが、「人類学」を学んだことが無ければ、日本は決して単一民族でもなければ単一人種の国家でもないということを理解していなくても不思議ではないのかも知れない。‛単一○○’という観念が日本社会に広く浸透しているなら、毛色や目の色の違う人間を色眼鏡で見てしまうのは避けられなくなるのであろう。
 戦後、進駐軍を見て初めて外国人にお目にかかったという日本人が大部分であった頃とは異なり、欧米人以外の外国人の日本在住や国際結婚も珍しくは無くなった昨今でも、異民族や異人種への偏見は根強く残っている様だ。殊に警察上層部の間に左様な偏見が有れば、県警内部資料の「現場対応必携」が作られて、それに依拠する警官からの職質に外国人が不快や疑問や反発を感じるようになっても不思議ではない。今の日本には特定の問題に絞って捜査を強化する必要のあるものは存在しないと思うが、毛色の違う人種への職質が偏ったものとはならない様な職質の指針を作り上げることが求められる。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする