なんだっていいのよ いまさえよければ
どうだっていいのよ わたしさえよければ
恋に夢中になって もっと勝手になって
あなたのこと愛してるかなんて
なにもかもわたし次第
これっきりでいいのよ いまさえよければ
不実な恋でいいのよ あなたさえよければ
不埒さに憧れてるあなたは不自由な男性（ひと）
友だちと恋人の境界線 いま わたしが壊す
やさしくしてあげても 愛なんて信じてるの
男の戯言（たわごと） 許してあげるわ
誰も愛せないよりいいの
誰も許せないよりいいの…
春のつかの間の雨は 眠りを誘って
腕枕であなたの寝顔を見てる
そっと あなたの首筋を噛んだら
あなたが目覚めて 僕を見つめた
ふたりきりの沈黙の時間
あなたが僕の首筋を噛んだ
誠実なんて自己満足なんだと
言い訳したら
あなたは「わたしのほうが誠実よ」と
口づけして 言葉もないまま
抱きしめ合えば なにもいらない
吸血鬼
口づけして 言葉もないまま
抱きしめ合えば あなたが欲しい
吸血鬼
覚えてる 覚えてる あのころのこと
忘れてく 忘れてく これからのこと
つかの間の青春 楽しかったころ
通りすがりの人の若さが なにかを思い出させる
ふざけてばかりのアイツのこと
うらやましかった 笑い転げてたころ
あの子がほのめかす まだ間に合うと
なにもかもが若すぎたころと違う
あの子が暗示する まだこれからだと
なにもかもが欲しいなら あの子が欲しい
僕の魔法
春風があの子の髪を揺らして
春の匂い 僕のこころかき乱す
なにもかもが欲しいなら あの子が欲しい
僕の魔法…
春を待つキミの願いは叶って
風に吹かれた長い髪 世界は輝く
夏を予期するキミの希望は近くて
夢を描いたまなざしの彼方 世界は大きく
僕の腕枕 キミが寝がえりを打ち
解放された僕の腕は 少ししびれていた
きらめき
キミの瞳のまばたきの数だけ
朝焼けのように まぶしい世界
きらめき
キミの涙の流れる分だけ
雪解けのように 広がる世界
僕はキミとのこと解決に走った
それがすべてのはじまりだった
あのころのこと…
待ち合わせ 遠くからあなたが歩いてくる
見つけたら 僕等だけ街から切り離されて
隣り合って歩く街 あなたの耳に揺れるパール
誰の気を引くために あなたはオシャレしているの
情熱 いっそのこと僕のものに
情欲 ホントのことあなたはいつも言わない
どことなく悲し気なあなたに惹かれてる
なんとなくさみし気なあなたに惑わされてる
潤んだ遠い目から流れそうな涙は
パール
どこまでもあなたを追いかけて ついて行くよ
いつまでもあなただけを追いかけて 止まらないよ
澄んだ遠い目から流れそうな涙は
パール
