今夜も星が見えるね 「いい夜ね」と彼女が言う
「あのころはよかったね なんて いつか言うようになるのかな」
僕は黙っていた
「愛してる」なんてありきたりの言葉 彼女は笑うかもしれない
言葉を探してる 彼女が人生の意味を探すように
北風が寒いね
手をつないで散歩する ふたりきりだね
世界が美しく見える気がした
星の夜
こんな僕にも 美しい人生が訪れるなら
僕はこれまで 反抗家だったのかもしれないね
彼女といれば 世界が輝きだす そんなことに気づいた
本当に僕を愛してるの 本当なら街へ繰り出そう
自分の住む町も 愛せそう
いつの日かまた いま再びの夢を 彼女とふたりでいる限り
大事なことは ふたりでいること
そんなことにも 気づかずにいた
恋をしていれば 世界が輝きだす そんなことに気づいた
