蒼い月が ふたりを見下ろしているわ
星々のまたたきが 雲間の上に輝く
誰も知らない小さな星が 生まれるわ
銀河ってきっと わたしたちが生まれる前の故郷ね
果てしない想い 心の傷も癒えていく
限りない孤独 心の闇も消えていく
月光
どんなに愛し合っても 抱えきれない孤独がある
どんなに許し合っても 癒しきれない傷跡がある
さみしさに抱き合っても 本当のわたしをあなたは知らない
鏡に映し出された泣き顔を あなたは知らない
さみしかったから あなたを愛して
悲しかったから あなたに涙を見せなかった
愛しているなら 月光の夜に躍らせて
どんなに彷徨っても 愛の国は見つからない