ある朝 社長室に呼ばれた
抜てきされて 4月になって
僕は ふわふわと空を飛んでいた
そのときから 現実と夢が逆転したんだ
憂鬱な仕事を片づけて 夢の生活に入り込んだ
彼女の部屋は安全で 彼女は僕の保護者
安心して 部屋のTVからニュースを観てる
隣はなにをする人ぞ
入り組んだ人生模様 すべて安全圏外のこと
一皮むけた気がするんだ 進歩した気がするんだ
彼女のセンスに 僕はオシャレになった
新生人
彼女の美意識に 僕は垢抜けてきた
新生人
現実を片づけて 夢のような生活
これでいいじゃない 誰もいいじゃない
これでいいじゃない 誰もいいじゃない…