アイツが新天地へ旅立っていった
僕等がどこかへたどり着くのはいつだろう
いつの間にか通りすがりの人が 遠い赤の他人になって
関係ない物事が増えすぎて 夏の光は白々と前方を照らして
さようなら また逢えるなら
人らしい笑顔で 微笑んであげたい
新天地
最後の場所は 訪れる人も少なくて
最期のときを 人に知られるはずもなくて
いつものように 買い物の人波に紛れ
流れていく 川の流れのように 癒されて
自分の保護者は自分だから 最期まで自分に責任を持って
溢れては消えていく ノスタルジー
溢れては消えていく ノスタルジー…