口づけ

最初は　綺麗なオンナだと　思った
気づかない間に　一目惚れをして

週に２度は　会わないと　気がすまない
マセていたころのように　口づける

こんな　甘い　気持ちは　はじめて
抱きしめるほどに　愛おしくなる　思考回路

どんな　未来が　待っていたとしても
時が　とまればいいと　願っても
あなたは　自由に　僕から　離れ去って
朝を　迎えては　綺麗に　なっていく

そんな　あなたが　狂おしくて　たまらない
時が　終わりを　告げようと　しても
あなたは　きっと　僕から　離れられない
口づけの　余韻に　浸る　あなた自身が　
誰よりも　わかってる

濡れた　唇　ぬぐってあげる
やけに　なにもかもが　欲しくて　たまらない
永遠　一瞬　そんな　言葉が　よぎる
ふたりの間に　長い時間が　経っていた