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洋蘭の女王カトレアのデータベース(主に大輪系交配種)&育種交配・実生の魅力をご紹介

ケース栽培での問題点(1)「日照不足」の改善策

2005年02月20日 01時40分45秒 | ■カトレヤの育て方
上のイラストは「日照不足」の改善の為にセッティングしている
ウチのケース内の簡略図です。
ケースでの栽培において「大輪系カトレヤ交配種」の魅力を
可能な限り引き出すためには、「日照不足」の改善も必要です。
しかし、ケースでの栽培ではいくら日当りの良い窓際に置いても
その改善は思うよりも困難です。主な要改善点としては、
(1)日照「時間」不足
(2)日照「量」不足
(3)太陽光線の射し込む角度
があります。
これらの改善にもっとも簡易で効果的だと思われるのは
「育成灯」等の「蛍光灯」による「電照」だと思います。
ただ、?についての改善は太陽の角度に合わせて
蛍光灯を設置すると蛍光灯本体で「貴重な太陽光線」を
遮ってしまうという問題がおこります。
そこで、おすすめは補助的な「電球型蛍光灯」の使用です。
用意するのは「電球型蛍光灯60W型」約400円~と
「コード付き電球ソケット」約800円~です。
この「電球型蛍光灯」の使用によって、「ツボミ」を電球の方向に「誘導」し
「花が蛍光灯のある真上を向いて咲いてしまう」ことを矯正します。
この仕組みを電球型蛍光灯によるツボミの「電照誘導」
と、僕は勝手に言ってます。
※必ず「漏電対策」には自己責任で万全を期して下さい。お願いします。
 僕の場合は電球とソケットの隙間をビニールテープでふさぎ、
 ソケット部をサランラップで包んでいます。

※次回は「電球型蛍光灯」によるツボミの「電照誘導」の様子をお伝えします。
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