西弘次 『子どもにツケをまわさない!』自由を求める一市民として再出発

ミーゼス・ハイエクに連なる古典的自由主義の社会を目指して活動をしています。

「ふたご座流星群」出現中です!

2009年12月11日 | 天体ネタ
先日の日記でもお知らせしましたが「12月7日 ~ 12月17日(国際流星機構の発表)」は3大流星群の一つである「ふたご座流星群」の活動が見られる時期です。
ふたご座流星群は「1月のしぶんぎ座流星群(りゅう座)」、「8月のペルセウス座流星群」と並んで3大流星群と呼ばれ、毎年安定して多くの流星が観測できる流星群です。
その3大流星群の中でも、寒さを除くなら初心者でも最も見やすいのがこのふたご座流星群です!
晴天率が高い上に、一晩中見られるし、出現の極大(ピーク)が緩やかで、極大の前後数日間も必ずある程度の出現が見込まれるからです。極大時間が日本では昼間に当たっても心配要らないというのもありますね♪
ピーク時の最大数は「50個/時間」程度と予想されています。

今年のピーク予想は「日本流星研究会では14日14時」「国際流星機構では14日16時 」と予想しています。残念ながら日本では昼間に当たりますので、実際に見られるピークという意味では「15日0時~15日24時」の24時間と言われています。
つまり「14日夕~15日朝」「15日夕~15日24時」が狙い目!という事です。


ちなみに、出現がほぼ数時間だけという「しぶんぎ座(りゅう座)流星群」なんて、年の初めの運試しのような流星群ですからね…。この流星群に関しては、私もそんなに多くは見た記憶がありません。
ちなみに次回は2010年3月3日20時~22時頃がピークの予想です。観測条件も悪くないので是非ともトライなさってみては如何でしょうか!?


国立天文台が「ふたご座流星群を眺めようキャンペーン」を開催しています。
無料ですので是非ともご参加下さい!!
真冬の天体観測は短時間でも相当体温を奪われます。くれぐれも完璧な防寒対策の上、流れ星を楽しんで下さいね!

以下、転載します。


■「ふたご座流星群を眺めよう」キャンペーン

 国立天文台では、できるだけ多くの方に夜空を眺める機会を持っていただこうと、毎年12月に活動するふたご座流星群を観察対象に、今年で4回目となる「ふたご座流星群を眺めよう」キャンペーンを行います。ふたご座流星群の活動が活発になると思われる12月11日の夜から15日の朝までの4夜の間に15分間以上星空を眺め、結果を報告ページから報告していただこうというものです。
 携帯電話からでも参加できますので、これまで流星を見たことのない方なども、ぜひお気軽にご参加ください。

 「曇ってしまった」「流星が見えなかった」なども立派な観察結果ですので、是非報告してください。

 ご報告をいただく項目は、「流星を見た時刻」「流星を見ていた時間」「群流星を区別したかどうか」「都道府県」などです。
  →観察報告のページはこちら
    http://naojcamp.nao.ac.jp/phenomena/20091211/form.html

 ※12月11日夕方より報告受付を開始しました(12月16日頃まで受付予定)。
 →現在の集計結果はこちら
   http://naojcamp.nao.ac.jp/phenomena/20091211/count/area00.html

■携帯電話用のキャンペーンページへは、 http://naojcamp.nao.ac.jp/i/phenomena/20091211/ からアクセスしてください。
 携帯電話用ページでは、通常の報告ページによる報告とともに、「初級編」の報告も受け付けます。


■流星群を観察しよう!

・流星群を観察したい方へ
 ふたご座流星群を観察するのに役立つ情報をまとめたページを作成しました。参考にしてください。
 → 「ふたご座流星群を観察するには(Q&A)」のページはこちら
    http://naojcamp.nao.ac.jp/phenomena/20091211/observe.html

・もっと詳しく流星群を観察したい方へ
 また、もっと詳しく流星群を観察したいという方には、上級者向けの観察ガイドを用意しました。「上級者向け」と言っても、いくつかの点に注意すれば、簡単に始めることができますので、ぜひチャレンジしてください。
 → 上級者向け観察の詳細ページはこちら
    http://naojcamp.nao.ac.jp/phenomena/20091211/advanced.html


■「世界天文年」に「三大流星群」をぜんぶ見よう

 2009年は、イタリアの科学者ガリレオ・ガリレイが初めて望遠鏡を夜空に向け、宇宙への扉を開いてから400年経った節目の年として、国際連合・ユネスコ・国際天文学連合によって「世界天文年」と定められました。国立天文台ではこの2009年に、「世界天文年2009日本委員会公認イベント」として、「三大流星群」と呼ばれる3つの流星群(しぶんぎ座流星群、ペルセウス座流星群、ふたご座流星群)を対象にして、それぞれの活動時期に合わせた3つのキャンペーンを、「世界天文年2009 公認イベント」としておこなっています。

 3つのキャンペーンすべてに参加しなければいけないということではありませんので、これまでのキャンペーンに参加しなかった方も、これからのキャンペーンに参加して、あらためて星空の美しさや宇宙の不思議に触れてみませんか。

 今回のキャンペーンに参加して観察結果の報告後にメールアドレスを登録すると、次のキャンペーンのお知らせをそのアドレスにお届けします。ぜひ登録をお願いします。
 → 主な流星群の2009年の活動については「世界天文年の流星群」へ
    http://www.nao.ac.jp/phenomena/20090000/index.html
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【参加者募集】年末に餅つき... | トップ | 流星出現中&お国柄でしょう... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

天体ネタ」カテゴリの最新記事