日本の真実

日本人自身が知らない「世界に誇るべき日本の真実の姿」を様々な面から紹介するブログです。

英国の大学に日本研究講座を新設 日本財団

2007-10-07 10:41:14 | Weblog
4日、日本財団は来年9月から英国の12の大学に、日本研究の為の講師ポストを13人分新設することを発表しました。設立される大学はオックスフォード、ケンブリッジ、ロンドン大などで、5年間で約250万ポンド(約6億円)を支援するということです。
これまで英国での日本研究はオックスフォード大、ケンブリッジ大などが中心で行われてきたということですが、近年中国の注目度が高まり、そちらの研究増加に反比例して、日本研究は縮小を余儀なくされていました。ここ10年間でエセックス大、サセックス大、スターリング大の日本研究学科・学部が閉鎖、縮小されたということです。
しかし最近、日本のアニメやマンガ人気が追い風となって、日本研究が再び注目されるようになり、日本研究の受講を希望する学生が、昨年は前年比で約4割増加したということです。
こういう流れは大歓迎ですね。大いに日本研究が盛り上がってくれることを期待します。それにしてもアニメやマンガの影響力が大きいのを改めて感じされられます。

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20071005id02.htm
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/071006/erp0710061832004-n1.htm
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007100501000177.html

(信)

世界初、貴金属を使わない燃料電池を開発 ダイハツ

2007-10-05 00:07:02 | Weblog
先月14日、ダイハツ工業は水素と酸素を化学反応させて発電する燃料電池について、世界で初めて貴金属の白金(プラチナ)を使わない新技術を開発したと発表しました。これまでの燃料電池は電極触媒材料に白金の使用が不可欠でした。
従来の燃料電池は、水素と酸素を化学反応させる部分に強酸性の電解質膜が使われており、電極触媒材料は腐食に強い白金を使う必要がありました。燃料電池車に搭載される燃料電池の場合、1台で白金が100グラム以上必要です。しかし、白金は1グラム当たり数千円と高価であり、車1台の電極だけで数十万円掛かってしまうことから、燃料電池の普及の妨げとなっていました。
今回、ダイハツは産業技術総合研究所と協力して、白金を使わない方法を検討し、アルカリ性の電解質膜を用いることによって、白金の代わりに1グラム当たり数円のコバルトやニッケルを電極に使うことが可能となりました。これにより、燃料電池車1台当たり数十万円のコスト削減が期待出来ます。
また、従来のものは燃料にメタノールなどを使用し、反応の際に二酸化炭素が生成されますが、水加ヒドラジンを燃料とすることにより、二酸化炭素が全く排出されないことも大きな特長です。
「究極の低公害車」として世界の自動車メーカーが開発競争をしている燃料電池車ですが、今回の新技術により開発のスピードは更に早まりそうです。一日も早く、燃料電池車が一般に普及してほしいですね。

http://car.nikkei.co.jp/release/index.cfm?i=170224
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco_news/20070915ke03.htm
http://www.sankei.co.jp/keizai/sangyo/070914/sng070914010.htm

(信)

世界初、手のひら静脈認証装置内蔵マウスを開発 富士通

2007-10-03 00:36:31 | Weblog
先月11日、富士通と富士通フロンテックは手のひら静脈認証装置「PalmSecure(パームセキュア)」のPCログインキットを開発したことを発表しました。マウスとして使用出来るマウスタイプと、マウス機能の無いスタンダードタイプの2種類で、同日より法人向けに販売開始しました。手のひら静脈認証装置を内蔵したマウスは世界で初めてです。
これまではIDとパスワードを入力して行っていたパソコン等へのログインが、マウスに手をかざすだけで出来るようになりました。また従来必要だった認証サーバーも要らなくなり、パソコン単体でのログインが可能となりました。
マウスタイプは、サイズが幅63×奥行き120×高さ39mm、重さは約160g。スタンダードタイプはサイズが幅54×奥行き84×高さ35mm、重さは約80g。いずれもブラック、ホワイト、グレーの3色があります。価格はオープンで、10月初旬に出荷の予定。今後3年間で20万台販売を目指すとのことです。
「手のひら静脈認証」なんて、ついこないだまでは映画の中だけのお話と思っていましたが、それが身近に現れる時代となりました。テクノロジーの進化のスピードはすごいなと、改めて感心してしまいます。

http://pr.fujitsu.com/jp/news/2007/09/11.html
http://www.asahi.com/digital/bcnnews/BCN200709120013.html
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0911/fujitsu.htm

(信)

世界初、植物原料100%の自動車用シート素材を開発 マツダと帝人

2007-10-01 00:12:04 | Weblog
先月12日、マツダは帝人、帝人ファイバーと共同で、植物由来100%の繊維を使用した自動車内装用のバイオファブリック(生物原料の布地)を世界で初めて開発したと発表しました。来月開催される第40回東京モーターショー2007に参考出品する新型「プレマシーハイドロジェンREハイブリッド」のシート素材として、初めて公開されるとのことです。
バイオファブリックは石油原料の繊維と異なり、廃棄の際に焼却されても地球のCO2が増加しないという利点があります。このため、自動車メーカー各社が開発を進めていますが、耐久性に劣るのが難点でした。今回開発されたバイオファブリックはポリ乳酸100%の繊維を使用し、その分子構造を制御することで強度を高め、シート表皮に使用出来る耐久性を確保したということです。更にマツダが持っている表面処理技術を使って、難燃性などを高めることにも成功したそうです。
公表はされていませんが、今回のバイオファブリックは食物原料の植物を使っているようで、マツダは今後、非食物原料での研究開発も強化していくと発表しています。
地球温暖化防止に向け、自動車メーカー各社はハイブリッドカーや燃料電池車などの開発競争を進めていますが、エンジン関係以外でもこういった開発競争が行われているんですね。とても良いことだと思います。

http://www.mazda.co.jp/corporate/publicity/release/2007/200709/070912.html
http://www.sankei.co.jp/keizai/sangyo/070912/sng070912005.htm
http://journal.mycom.co.jp/news/2007/09/12/012/

(信)