12日、国土交通省は羽田空港に4本目の滑走路を建設する工事を、30日に着工すると発表しました。当初は昨年3月に着工の予定でしたが、漁業関係者との補償交渉が難航して、約1年間遅れ、これにより新滑走路の運用開始予定は2009年末だったのが、2010年10月に延期となりました。
新滑走路が使用されるようになれば、航空機の発着枠は現在の年間約30万回から約40万回に、約4割増えることになります。国土交通省は約10万回の増便分のうち、約3万回をアジアを中心とする近距離国際線に充てるとのことです。
羽田空港はかつてはアジア有数のハブ空港として機能していました。しかし、国際線を羽田から引き継いだ成田空港は、その利便性の悪さや利用料金の高さなどにより、各国の航空会社から敬遠され、現在、アジアのハブ空港は韓国の仁川空港や中国の上海空港、香港空港などに取って代わられてしまっています。
今回着工される新滑走路により、将来、羽田が再びアジア有数のハブ空港に返り咲いてくれることを期待しています。
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20070312AT3S1201K12032007.html
http://www.sankei.co.jp/keizai/sangyo/070313/sng070313005.htm
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070310i212.htm
(信)
新滑走路が使用されるようになれば、航空機の発着枠は現在の年間約30万回から約40万回に、約4割増えることになります。国土交通省は約10万回の増便分のうち、約3万回をアジアを中心とする近距離国際線に充てるとのことです。
羽田空港はかつてはアジア有数のハブ空港として機能していました。しかし、国際線を羽田から引き継いだ成田空港は、その利便性の悪さや利用料金の高さなどにより、各国の航空会社から敬遠され、現在、アジアのハブ空港は韓国の仁川空港や中国の上海空港、香港空港などに取って代わられてしまっています。
今回着工される新滑走路により、将来、羽田が再びアジア有数のハブ空港に返り咲いてくれることを期待しています。
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20070312AT3S1201K12032007.html
http://www.sankei.co.jp/keizai/sangyo/070313/sng070313005.htm
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070310i212.htm
(信)