暮らしのスタジオ(株)の大磯・二宮・足柄・平塚・小田原の新築・リフォーム|スタッフのライフ日記

100年住み継ぐための安心で快適な住まいづくりのヒントをお届けします。

アレスシックイパッケージ

2012-03-31 | 建築・リフォーム
今、改修中の現場、一部の壁はアレスシックイ(関西ペイントさん)を使います。

ローラーで塗れるシックイとして注目の材料ですが、特徴は他にもあります



洗剤のようなパッケージなので、一般のユーザーさんがDIYで塗っても廃棄が楽なんです。

「漆喰ベースに水性樹脂を少しだけ配合して、ローラーや刷毛で簡単に塗れるようにしたもの」

というのがウリの塗料なので、そこらへんのお気遣いはさすがです

漆喰の機能として嬉しいのが、抗菌・ホルムアルデヒド吸着機能・調湿・消臭機能ですが、

こちらの機能は小さなお子様やペットにも、安心な優しい機能ですよね。

リビングや玄関などは職人さんに塗ってもらい、子供部屋は家族全員で塗る・・・なんて、

良い思い出になりそうです。(少しぐらいはみ出てもオリジナルですからね)







大黒柱

2012-03-27 | 建築・リフォーム
古民家の元真ん中あたり(増築しているので現在は真ん中じゃないです)に、

太くて立派なケヤキの大黒柱があります

いかにも使い込んだ感じの古いけど良い味を出している大黒柱なのです。



現場の大工さん(家具も作れる器用な昔ながらの職人さん)に聞いたら、

今このテの柱を使うとすると、加工賃や運賃などで100万円以上するだろうとのこと

この良い風合いの柱は、今どきのワックスやニスなんか使わないほうがよくって、

米ぬかで磨くのが一番なんだそうです

そういえば合成洗剤の代わりに米ぬかを使うということを聞いたことがあります。

現場で職人さんたちから学ぶことは、本当にたくさんあります(仲良くして損なし!)




防犯ガラス

2012-03-26 | 建築・リフォーム
またまた古民家のお話です。

古い家には当たり前のように雨戸&戸袋が付いていますね

そして広縁があり、正面の壁は掃出し窓ばかり(縁側として利用できますからね)!

会社に来て毎朝、全部の雨戸を開けて、帰るときに全部また閉めるなんて・・・非合理的

というわけで今回は、すべて防犯ガラスの近代的なサッシに付け替えることにしました。



この防犯ガラス、ハンマーでガンガン叩いても5分以上は割れない(泥棒さんも諦めます)!

という丈夫なガラスなんですよ。

サッシはスタイリッシュで防犯効果UP、そして昔の窓に比べて機能性もUP!

の他に雨戸の戸袋を撤去した分、外壁が増えたので左官仕上げが増えることに・・・

コテ仕上げの模様も色も慎重に選びました。

土佐和紙

2012-03-24 | 建築・リフォーム
古民家からオフィスにするというリフォームでは、下地や既存の関係から、

壁の仕上げはほとんど左官(コテ)仕上げとなっていますが、

新たに壁を作る応接室は、土佐和紙の壁紙というものを使うことになっています。

  

土佐(今の高知県)は知る人ぞ知る!、日本の昔ながらの建築材料の宝庫なんです

土佐和紙は土佐地方で1000年前には、すでに作っていたという記録が残ってるとのこと。

もちろん手すきの和紙ですよ

他にも土佐漆喰という左官仕上げ材も知る人ぞ知る!な素晴らしい仕上げ材です。

和紙クロスも傷や汚れは付着しますが、ビニルクロスと違って使い込んでいくうちに、

良い風合いが出てくるのが特徴です。





タテ格子

2012-03-23 | 建築・リフォーム
今日も古民家改修現場の良いとこどりのお話です。

昔の家なので玄関を入ってすぐ、広い玄関土間の空間があります

そして正面が玄関ホール(ただの板の間?)、横にお風呂があり・・・



玄関ホールの向こうには、カッコいいタテ格子があって、その向こうに古いキッチン。

このタテ格子は、ぜひぜひ残したい!というわけで横から見た画像も。。。

ナナメ45度もますますカッコいいタテ格子です



というわけで・・・タテ格子の向こうは応接室に生まれ変わります。

ついでにキッチンとオフィスを仕切る境界に、もう1つ類似品を作ることにしました