北九州市立大学同窓会兵庫支部

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204回歩こう会8月例会福崎妖怪ベンチ巡り

2018-08-27 14:10:44 | 街歩き

兵庫ぶらり散歩イン福崎町

見どころ多彩な辻川界隈へ(福崎町)河童や天狗も登場する柳田国男の生誕地
民族学の里を盛り上げる妖怪たち
平成30年8月12日歩こう会第204回は大滝を予定していたが名越氏のアドバイスにより福崎町の妖怪ベンチ巡りに変更した。女性陣の参加を見込めるとみていたがこの猛暑のなか参加者は男性ばかり4名であった。

      

   
 
  

もちむぎの舘で昼食 行列でテーブルにつくまで15分以上待った。
   

 

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民族学の里を盛り上げる妖怪達

神崎郡神崎町の辻川界隈。姫路から但馬に至る南北の街道と、加西から佐用へ延びる東西の街道が十字に交わる「四辻」にあって、古くから交通の要衡として栄えた町である。

日本民俗学の父とうたわれる柳田国男の故郷であることから、ほんの10年ほど前までは”民族学の里”として、知る人ぞ知る的な観光スポットだったのだが、近年はその一画にある辻川公園のため池に、リアルで怖すぎる河童が出没することで話題をさらっている。
登場するのは、池にいて決まった時間に飛び出してくる弟の河次郎(がじろう)と子河童、頭の皿の水がなくなって池のほとりで動けなくなっている兄の河太郎(がたろう)で、柳田国男の口承自伝「故郷七十年」に出てくる駒ヶ岩の河童、がたろうをモチーフにした創作キャラクターだという。
河太郎が池から飛び出してくるのは9時から17時の間の毎時0分、15分、30分、45分。その5分後には池の上方の小屋から、宙つ”りになった恐ろしけ”な天狗が現れる仕掛けになっている。・・・

記念館の西には「柳田国男生家」もある。辻川の旧街道沿いにあったものを移築・保存しているもので、国男は「故郷七十年」の中で「私の家は日本一小さい家だ」と語っているが、四畳半、三畳各ふた部屋しかない茅葺きの生家は確かつつましい。ここに父母、長兄夫婦、国男と弟二人の七人が暮らしたのだが、国男は「じつは、この家の小ささ、という運命から、私の民族学への志も源を発したといってもよいのである」とも述懐している。
(文:谷川恵一氏)
  

 



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