子供は一人じゃ作れない!非協力的な夫と私の妊活奮闘記

不妊治療に非協力的な夫クマ吉とすったもんだの末に妊娠。不妊治療の様子、高齢出産、育児の様子を綴っています。

競争は0歳から?!

2019-11-13 | 日記
昨日日経新聞に載っていた記事に目が点になりました。
 
 
子どもの教育についての記事でしたが、この見出しがすべてを語っています。
今は0歳から教育競争、つまり競育が始まっているんだとか。
 
 
小学校に入る前に塾ですでに足し算、漢字を習い、ネイティブスピーカーによる英語の発音レッスンを受けるそうです。
取材をしている先の塾のキャッチコピーは「差がつく前に差をつける」。
特に自分の学歴にコンプレックスをもっている親が必死になる、と書かれていました。
 
 
 
 
はー・・・・。
 
 
思わずため息がでてしまいました。
 
 
このグローバル時代、産まれてすぐから子供に知識を叩き込む時代になってしまったのか。
 
 
子どもだから、脳みそが柔らかいし素直に教えられたことを吸収するのは確か。そういう意味では学習効率は良いのかもしれないけれど・・・
 
 
私はこの教育方法には賛成できないです。
 
 
と、いうのも脳みその発達って段階があると思うんですよね。
3歳ぐらいまでってもっと感覚的なことだったり、情緒をはぐくむ体験をさせてあげた方が子供も楽しいと思うし、感情が発達する気がするのです。
 
 
それこそディズニーランドに行ってパレードをみて感動する、とか
キャンプにいって自然の中で生活する、とか
外国につれていく、とか。
 
 
大人になったときにそういった体験が記憶に残らなくても、その体験をした瞬間は子供なりにすごく感動や刺激を受けるだろうし、それがゆくゆくその子にとって情緒が育つというか、感情が豊かになる気がするのは私だけなのでしょうか。
 
 
そういう段階を経て小学校にはいったら学年ごとに応じたお勉強を進めていけば十分なんじゃないかなあ・・・。
 
 
うーん。
今はそんな呑気な教育じゃだめなのだろうか。
 
 
 
私が早期の英才教育に疑問を抱いてしまうのは、親戚の女の子を見ていたからかもしれません。
 
 
彼女は3歳の頃から公文だなんだとお稽古事漬けの毎日でした。
だから当たり前だけど小学校にあがる頃には周りの子よりもずば抜けて出来が良く、頭が良いと言われていたし、本人も「自分は頭が良い」と思いこんでいる言動が端々にみてとれたのです。
 
 
小学校にあがってからは塾にも通い始め、勉強勉強の毎日。
 
おかげで小学校では頭の良い子と評判でしたが、雲行きが怪しくなったのが中学校に上がってから。
 
 
お受験の後、大学までエスカレーターで行ける地元では有名な中学校に入学して以降、プツンと糸がきれてしまったように勉強をしなくなったのです。
いや、そうじゃなくて勉強をしても周りの実力が勝っていて、自分が上から下になってしまったことでやる気が一気になくなったようなのです。
 
 
親である私の従妹は彼女がその中学受験に合格することが目標のすべてだったので、成績が下がり続けることにもはや口はださず、その子の成績はみるみる転がり始めました。
 
 
そしてエスカレーターで高校、大学に進学しましたが、高校からはどっぷりアニメにはまって勉強のべの字もなく・・・・。
 
 
 
気が付けば困ったちゃんになっちゃいました(笑)
それでも本人は22歳になった今でも「自分は賢い。本気でやればできる」と真剣に思い込んでおり、幼かった時期の優越感から抜け出せていないから驚きです。
 
 
 
身近で彼女の成長を見てきた私としては「あんなに従妹が教育熱心で注ぎ込んできた情熱とお金はなんだったんだろう」と正直思ってしまうんです。
 
 
 
だったら小さいうちは遊びの中で感情とか人間関係を学んで、勉強はそれからでも遅くない気がして。
だけど、こんな日経の記事を読んだら、今はそんな呑気なことを言っている時代じゃないのかなあ、とも。
 
 
 
グローバルになればなるほど子供に負担がかかるなんて、なんだか皮肉だな。
 
 
 
 
 

違うものだなあ。

2019-11-13 | 私の夫の妊活の末の妊娠日記

10月末に里帰りをして、はや2週間が過ぎました。

実家とは不思議なもので、帰った当日翌日あたりまではお客様待遇で迎えられますが、それ以降は昔の通り家族の一員としての生活です。

 

お腹にあかちゃんがいるといって、そんなに特別待遇はされません。

家族が起きる6時には起きて、朝食の用意をして洗濯物をして洗い物をして・・・。

里帰りをする前とまったく一緒の生活ペースです。

 

でもこれがクマ子には合っているかも。この生活ペースが乱れてだらだらすると運動不足にもなるし、生活にメリハリもなくなってしまいますものね。

 

クマ子が出産予定の病院は市内の総合病院。

色んな科もあるし、産婦人科にはNICUも完備されているので、母子ともに万が一の緊急事態でも迅速に対応してもらえるので安心です。なんといっても高齢出産なので、その辺は考えて選びました。

 

そしてその病院でも妊婦検診がスタート。

妊婦検診は全国どこでも一緒かと思っていたのですが、違いがあってちょっとびっくりしています。

 

これまで診てもらっていた産院では毎回尿検査、体重血圧を測定後、先生に診察をしてもらいます。

お腹にジェルを塗ってエコーで赤ちゃんの様子を2Dと3Dで見せてもらって、「ここが心臓で、これが足の骨で、これが腎臓で・・・」などと詳しくエコー画像を見ながら赤ちゃんの生育状況を説明をしてもらい、現在の赤ちゃんの体重、羊水量も教えてもらいます。

 

心音も機械で聞かせてもらった後に今度は問診。気になることがあればすぐ別室の内診台に上がって内診してもらって異常があれば処置をしてもらう、という流れでした。

 

さらに診察でみたエコーの動画と心音は自動的に録画されるようになっていて、お会計を済ませることにはスマホにダウンロードした病院のアプリで自分の赤ちゃんのエコー画像をいつでもみることができるようになっています。

 

 

一方いま大阪で診てもらっているところは、先生の診察は毎回ありません。

尿検査、体重測定、血圧測定を自分で済ませるところまでは一緒なのですが、先生の診察はなく助産師外来という形式をとっているのです。

 

待合室で待っていると、助産師さんが待機している部屋へ呼ばれ、子宮底を計測。その後エコーで一瞬だけ赤ちゃんの様子をみて、異常がなければそれで終了。

 

妊婦側に気になることや助産師さんが診て異常があれば、その後先生に診察してもらえるそうなのですが、クマ子は今のところ以上もないし気になることもないので、先生にお目にかかっていません(笑)

 

超音波でしっかり赤ちゃんの様子を確認する日は産婦人科の妊婦検診ではなく、一般外来の超音波検査科で改めて予約をいれてもらいます。その日は検診はせず、ひたすら超音波検査室でじっくり赤ちゃんの様子を検査技師に診てもらうもの。

 

総合病院と個人医院の違い、ということもあると思いますが、病院によって違うものなのですね。

ありがたいのは大阪の病院もスタッフの方みなさんがとても丁寧で優しいということ。

これが本当にありがたいです☆

 

ここなら安心して出産できそうですぞ♪