子供は一人じゃ作れない!非協力的な夫と私の妊活奮闘記

不妊治療に非協力的な夫クマ吉とすったもんだの末に妊娠。不妊治療の様子、高齢出産、育児の様子を綴っています。

子供の人生は子供のもの

2019-07-19 | 私の夫の妊活の末の妊娠日記
この年末に無事に子供が生まれてきてくれたら、どんな風に育てようか??となんどとなく夫のクマ吉と話題になるこの頃。
 
 
その度に彼はこう答えます。
 
 
「男の子女の子関係なく小さいうちからサッカーを習わせて出来るだけプロになれるようレッスンしたい😍それかF1レーサーになって欲しいからサーキットに頻繁に連れて行く」と言うのです。
 
 
毎晩寝る前にはお腹の赤ちゃんに向かって、「生まれてきたらパパと一緒にサッカーして上手くなってヨーロッパリーグで活躍しましょうねえ」と話しかける始末🤣
 
 
 
それに対してクマ子は毎回
「何言ってるの!この子は錦織圭を目指してテニスさせるんだから!あと武道の精神を鍛えるのに空手は絶対習わせるんだから!!」
とムキになって言い返し、うまれてもないのに夢ばかり見ている馬鹿プレ両親です😅😅
 
 
 
昨晩も同じような話をして、ハタと気づきました。
 
 
 
ヨーロッパサッカーとF1はクマ吉が熱狂的に好きなもの。
テニス🎾と錦織圭はクマ子がこよなく愛するもの。
 
 
 
私たち夫婦揃って揃って自分の好きなものや夢を子供に託す、というか押し付けているんです😱
 
 
 
これ、クマ子が1番したくなかったこと。
 
 
子供ができたら親の価値観や常識、興味を押し付けるのではなく、子供にいろんな人に会わせて、体験させて、自分が何が好きか、自分がどう思うか考えられる子になって欲しい、と思っていたのに。
 
 
 
それは私の実体験から。
 
 
 
クマ子は小さい頃からお絵かきが大好きで、時間さえあれば絵を描いているような女の子でした。
 
 
中学校の頃、美術の時間に私の絵をみた先生が将来は美術の方向に進んではどうか、と言ってくれたことがありました。
そして親が担任と面談で学校に来た時、突然美術の先生が入ってきて親にこう言ったのです。
 
 
「クマ子さんは絵に才能があるので私に任せてもらえませんか?美大を目指してみませんか?」と。
 
 
クマ子はすごく嬉しかった。絵が好きだったし、好きなことを周りが認めてくれた!と思った瞬間だったから。
 
 
 
でもクマ子ママはにっこり笑顔でこう言いました。
 
「先生ありがとうございます。でもこの子はふつうの子なんです。そんな才能はないですし、このまま普通でいいんです」と。
 
 
 
そしてお家に帰って母に小さい頃からずっと言われてきたことを言われました。
 
 
「クマ子、いい??女の子の幸せはお母さんみたいに22歳になったらお見合いしてお嫁さんになることなのよ。お母さんの言う通りにしたら人生間違いなんてないんだよ」と。
 
 
 
 
高校に上がっても美術の時間に先生に言われました。
「あなた美大を目指す気はない??」
 
それにまた両親ともに大反対。クマ子の才能を見つけてくれてありがとうどころか、娘を芸術家に誘導しようとしていると、あたかも先生が悪者かのように言ったのです。
 
 
 
そして繰り返される言葉。
「あなたはお母さんの言う通りに生きればいいの。お見合いしてお父さんみたいに素敵な男性と結婚すればいいの」
 
 
 
その時強く思ったのです。
自分がもし将来子供ができたら絶対自分の価値観や生き方をおしつけるものか、と。
 
 
その子をどう育てたいかじゃなくて、その子が自分でどう生きたいか決められるように環境を作ってあげよう、と。
 
 
 
ま、クマ子の場合高校時代からいろいろ爆発して、自分らしく生きるために思い通りに生き始めたため(明日からちょっとイギリス行ってくるね、といってそのまま1年日本に帰らなかったり、そのほか色々と😅😅)両親たちはひどく狼狽する結果になったのですが、あの時そのまま親のいいなりではなく自分の我が道を突き進んで本当によかった、と今は自信を持って言えます。
 
 
 
 
 なのに今、クマ子はやはり子供に自分の生き方を投影しようとしてる〜!!!!
 
 
 
大反省😓😓
 
 
 
 
大切なのは何をさせたいかじゃなくて、したい何かがみつかるようにサポートしてあげること。
 
 
 
 
それを忘れないようにしなくっちゃ😊
こうしてクマ子のお腹に宿ってくれただけで十分。
それ以上何を望むことがあるだろう。
 
赤ちゃん、生まれてきたらお父さんとお母さんと一緒にいろんな体験をしようね☘️😊