あ~
とうとうテストがやってきた
最初のテストは感染免疫学。
はい撃沈。
図書館で勉強中、ふと横をみるとまなりがトマトプリッツを5本程一度に食べていた。
トマトプリッツは小袋になっているんだけど、袋のギザギサを縦に引っ張って開けて横にもちなおしてから一気に5本食いしていた。
トマトプリッツはもしょもしょとまなりの大きな口の中へとしまわれていった。
なんだかお馬さんが飼い葉を食べてるみたいだと思い . . . 本文を読む
今日、友達から新しい言葉を教えてもらった。
ツンデレ。
ツーンとした態度だけど内心デレデレしたい人のことをいうらしい。
うわー!!
わたしが憧れるカップルにゃ!
「お互いそっけないカンジなのに実はラブラブ」なカップルに憧れてるのです
うちらはツンデレにはほど遠いようで周りには
「仲いいね」
とか
「ラブラブだね」
などと言われてしまうカップルです(苦笑)
まぁいいか
. . . 本文を読む
前に頑張れないとブログに書いたけれど、最近、気分の沈みがはげしい。
ちょっとしたことで涙がでて、死にたくなることもしばしばある。
その日も、わたしは友達との考えの差で、夜にまなりに泣きつき、死にたいと何度も口にした。
まなりは何もいわず背中をさすってくれていたが、あるときすっと立ち上がり、わたしの目の前に座って、わたしの泣き腫らした目を見つ
めながら言った。
「勝手なことだけど、ritsuは生 . . . 本文を読む
まなりが冬休み函館に帰ることになった。
わたしはもう少し後に帰ることにした。
だから、今わたしの横にまなりはいない。
空港までおみおくりのためについて行った。
まなりと買い物をして、喫茶店でパフェを食べた。
まなりといる時間が刻一刻と短くなる中、二人の時間が一秒でも惜しかった。
こんなにもずっと一緒の時間をすごしてきたのに、こんなにも離れるのが寂しい。
2週間たてばまた一緒に暮らせるとわかってい . . . 本文を読む
まなりが事故にあった。
横断歩道を渡っていたら車が止まらず突っ込んできたらしい。
家に着くと、携帯が鳴った。
まなりからだ。
いまね、事故にあったんだ、と。
わたしはまなりの言葉が理解できなかった。事故という言葉は自分の生活から縁遠い言葉のように感じた。
いや本当は違うのかもしれない。
その言葉を本能的に拒否したのかもしれない。
まなりは救急の待合室から自分の携帯でかけてきたらしく、ケガはして . . . 本文を読む
まなりとつきあって半年の記念日に、指輪を買ってもらった。
記念日の前日にデートに行ったとき、二人で選んで決めた。
おそろいのカットガラスがはめこまれたステンレスの指輪。
毎月記念日には、わたしがケーキを焼いて、夕食にタンドリーチキンを食べるのだ。
タンドリーチキンを食べる前に渡そうと言っていたのだけど、お互いガマンできなくて夜の12時、記念日になった瞬間お互いの指に指輪をはめた。
その瞬間、お互 . . . 本文を読む
わたしはまだ20年しか生きていない。
でもこれまでにたくさん思い出を作ってきた。
思い出はよく色に喩えられる。
そして重ねるごとに濁ってしまうと。
わたしは
思い出をふりかえると
色ではなく
熱を感じる。
初めてまなりと手をつないだときのあたたかさ。
すれちがったときの哀しさは雨にうたれているような冷たさを感じる。
あたたかい思い出ばかりをふりかえると心はどんどん暖かくなる。哀しい思い出ば . . . 本文を読む
今日は休みの日なので、ふたりともゆっくり寝ていた。
いつものごとく、わたしはまなりより先に目が覚めた。
横に目をやると、まなりがねていた。
わたしはまなりの頬にそっと手をやった。
まなりは気づかず寝ていた。
わたしはそっと髪をすいてやった。
それでもまなりはおきない。
手の感触を感じたのか
わたしのほうに顔をすりよせて
くちを少しあけて
規則正しい寝息をたてて寝ている
その姿は本当に無防備 . . . 本文を読む
今日は予定もなかったし、外は雪が降っていたから、おひるねをした。
まなりにも、いっしょに寝ようとさそった。
まなりは、わたしの婚約者だ。
お互い学生なので、卒業したら結婚しようと約束している。
同じ大学に通い、一緒にすんでいる。
わたしがベッドに横になると、まなりもその隣に横になった。
まなりの胸に顔をうずめると、まなりのにおいがした。
そして、とくんとくんとまなりの鼓動がきこえた。
そ . . . 本文を読む
わたしには、たいせつなひとがいる。
わたしに、小鳥のペンダントをくれたひとだ。
大きなからだで、
鳶色の瞳をしていて、
やわらかい栗色の髪をしているひとだ。
とてもやさしくて、かっこよくて。
なにより
わたしをすごく大切にしてくれる。
そして、すきと言ってくれる。
わたしがかれの隣にいることを許してくれる。
それがどれほど幸せなことか、かれは知ってるのだろうか。
そしてわたしもどれ . . . 本文を読む