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ritsu's nest

ritsuのたからものをあつめたへや。

まなばないりつ。

2010-07-23 21:09:09 | にちじょう
「ritsu、好きだよ。」 このメールの3日後、「実は少し前から気になってるひとがいたんだ…」 「欠点だらけの俺だけど、絶対にritsuを幸せにするにゅ!」 その手紙も、果たされることはなく。 何度も繰り返されてきたこと。 喜んで、傷つけられて。 信じては、裏切られ。 相手に期待をしてはいけない。 「このひとはわかってくれている」 こんな期待もいけない . . . 本文を読む

やくそくがかたちになった。

2010-07-20 21:47:07 | にちじょう
グリュプスが、指輪を買ってくれた。 ペアリング。 ずっとほしかった。 でも、その気持ちはそっとしまっておいた。 だから、すごくうれしくて。 部屋で、ふときいてみた。 「これは何指輪?」 グリュプスは、あの優しい表情で、穏やかに言った。 「婚約指輪だよ。」 はじめてきいた言葉。 プロポーズなら、されたことがあるけど。 これは、わたしがグリュプスのもの . . . 本文を読む

あのいっしゅんで。

2010-07-11 08:08:39 | にちじょう
昔飼っていたインコ。 すごくすごく、なついていて。 鳥かごから出せば、いつもわたしの手にまとわりついていた。 あるとき、ついしつこいと、軽く手を払った。 その手はぺち、とインコにあたり、インコは軽くソファに落とされた。 ケガも何もなく、インコはすぐに体勢をととのえ、わたしの方に身体を向けた。 でも、飛んでこなかった。 ただ、ただわたしをじっと見ていた。 . . . 本文を読む

かんけいをつづけたいなら

2010-07-10 14:25:28 | にちじょう
「甘えていい」という言葉は信用してはいけない。 これは嘘だから。 何故か、みんな本当に心から言ってくれるのに、嘘だから。 今まで何人もの人間で学んできたはずなのに。 つい、疲労のあまり甘えてしまった。 案の定、こうなる。 学ばないな、わたしも。 何のための記録なんだか。 . . . 本文を読む

とつぜんうばわれたたのしみ。

2010-07-07 20:34:31 | にちじょう
はぁ… シラユキが…うごかなくなってしまった。 時間のあるときに少しずつ絵を描いたり、寝る前に音楽を聴いたりして過ごすことが、この街に来てからのささやかな趣味、だった。 それができなくなってしまった。 いつ直るかわからない。 修理に出せる日さえめどがたたない。 直らなければ、どちらもまた、1から築かなければならない。 はぁ… ほんとうは、かなりショックなのだ。 . . . 本文を読む

やすんでくれて、ありがとう。

2010-06-30 11:50:53 | にちじょう
グリュプスは朝からのお仕事と夜中からのお仕事を掛けもってる。 前のお仕事がなくなってしまってから。 そうなってからのグリュプスは、本当につらそうだった。 あのグリュプスが、「つらい」と口にしたのだ。 いつもの穏やかな優しい話し方で、「正直きついね」と口にしたのだ。 この間逢えたときも、いつものように微笑んで、わたしの荷物をすっと持ってくれたけど。 グリュプスの翼はかなり傷つい . . . 本文を読む

はたしてよかったのか。

2010-06-27 13:37:51 | にちじょう
グリュプスはあまり眠れないんだと話してた。 それはグリュプスと付き合うよりかなり前からのことで、たびたびグリュプスが口にしていた。 あるときわたしは、グリュプスに睡眠薬を勧めた。 ほんとはよくないことだけど、わたしといるときにわたしの睡眠薬を飲んでもらった。 それを幾度か繰り返して、グリュプスに合う睡眠薬を見つけた。 グリュプスは睡眠薬を使うようになった。 睡眠薬は正し . . . 本文を読む

みみざわりだ。

2010-06-16 15:55:50 | こころ
わたしは音がにがてだ。 車の音、他人の話し声、耳を切る風… 全てわたしの思考をかき消す。 ここの町はわたしを休ませてくれない。 ありえないほどうるさいナースステーション。 大きな十字路の角にある寮は四六時中車の音がやまない。 ふだんは全ての音にそこまで敏感であるわけでもない。 少し疲れたり、気がたっているときはそれらの音がすごく気に障るのだ。 前にいたところは、ナー . . . 本文を読む

なぜたがえたのか。

2010-06-15 10:47:03 | まなり
確かに愛していた。 大切にしていた。 同時に、慢心していた。驕っていた。 いつしか、彼は私のものだと当たり前に思っていた。 今なら、わかる。 . . . 本文を読む

やっぱりすきで。

2010-06-06 01:59:06 | グリュプス
こんなに苛ついても、すれ違うとかなしくて。 もしかしたら、これで終わってしまうのかな、と思うとくるしくて涙がとまらなくて。 やっぱり、わたしはグリュプスが好きなんだと。 グリュプスが必要なんだと思った。 グリュプス、ごめんなさい。 だから、これからもわたしのそばにいてください。 . . . 本文を読む