ぼちぼち手作り日記

タティングレースやカリグラフィなどの趣味や日々の出来事について書いています。

展覧会の感想 フェルメール展と与勇輝展 

2019年04月30日 | 日記
10連休なんですね。
一昨日まで、なぜ10連休なのか分かりませんでした。

自分でもあほやなと思います。

でも私は旅行もしないし、
普段と何も変わらないので、
関係ないのです。


さて、4月に行った展覧会について書きます。



言わずと知れた日本人が大好きな
フェルメール展。
大阪市立美術館で5月12日まで開催中。

オランダの他の作家の作品も見ごたえがありますが、
フェルメールがやっぱりいいですね。

黄色い服を使い回ししているところが面白い。
彼の生涯も興味深かったです。


フェルメールの描く技法や構図について、
別の視点でも知りたかったので、
大阪メトロの北加賀屋にある、
M@M モリムラミュージアムにも行ってきました。



絵画や著名人になりきってポートレート作品を手掛ける森村泰昌さんの美術館です。

フェルメール展の期間は、
フェルメールになりきった作品を展示されています。




構図を作るためにフェルメールが、どのように静物を配置したか、また工夫しているのかが、ポートレートを撮るために再現をすることによって明確になります。



フェルメール展では気がつかなかった発見がたくさんありました。

なりきり写真を撮るためにグッズも貸してもらえますよ。
有料500円です。



最後に、



難波の高島屋で開催中の展覧会です。


どこかで見た昭和の風景。
近所にいるような子どもたち。

人形たちはリアリズムを追求して作られてはいません。
でもまるで生きているように
息吹きを吹き込まれています。

そこには風景が見えます。
壁の前に人形を一体置くだけで、
そこに人形たちの世界が広がります。

与勇輝の世界観を、
ぜひ体験してみてほしいです。


まだまだ続くGW 。
近場で楽しみまーす!



( ・∇・)




青春18きっぷ桜巡り② 上野市~草津

2019年04月26日 | 旅日記


天王寺から大和路快速に乗り、
笠置駅で桜を楽しんだ後、
伊賀上野駅で伊賀上野鉄道に乗り換えて、
上野市駅に到着しました。

駅周辺も忍者だらけ。

 





駅舎にも忍者。
駅名にも注目してね。




まずは、腹ごしらえから。

数日前にテレビでタイムリーに紹介されていたニカク食堂というお店を目指します。



友人の記憶はすばらしい!!

自転車屋さんの隣というテレビの記憶を頼りにぶらっと歩くと、
本当にすぐに自転車屋さんが見つかり、その隣がニカク食堂でした。


入り口が忍者屋敷風。



席に名前がついていて、
私たちは『霧隠才蔵』

なんか嬉しい。


忍者のDVD が流れていて、
外国からのお客様も待っている間、
それを見て楽しんでいます。


フレ吉が珍しくはしゃいでいます。
だって、この旅にはおサルちゃんがいるからね。




そうこうしていると忍者うどんが出来上がりました。



なんだ、手裏剣の形の海苔がのっているのか、とあなどるなかれ。


この手裏剣を外します。
すると黒いうどんの中から、



出るわでるわ。
たくさんの具が忍んでいて、
しかもひとつひとつが美味しい。
伊賀牛
海老天
だし巻き卵
おあげさん
おもち
わかめ
揚げ天
他にも色々、、、

うどんは炭入りで黒い。


友人は黒いカレーうどん。



残念ながらお肉が苦手なので、
伊賀牛は全て私がいただきました。
そうなると、
友人は他に具がないので残念なことに、、、(._.)
申し訳ない。



駅前から徒歩で15分ほどで伊賀上野城です。 



バスも忍者。


お城が見えてきました。


桜は五分咲きぐらいかなあ。




青空に天守閣がは映えて清々しい。




内部も見学しました。

伊賀上野城の天守は地元の名士川崎克氏が私財を投じて再建したそうです。

その川崎氏の書や遺品が展示されています。



写真はありませんが、
横山大観や川合玉堂はじめ著名な方の書や絵が天井を飾っていました。


特徴的な日本一の高さの石垣です。
私はお城に詳しくないのですが、
友人はたくさんのお城を訪れていて、
かなり詳しいので助かります。




た伊賀ーくん。


城主、藤堂高虎の虎にちなんだネーミングですね。


本日のメインイベントのお城を後にして、
上野市駅に向かいます。


むむ、駅に松尾芭蕉。


初ざくら折しもけふは能日也

そうだ、忘れてた。
松尾芭蕉忍者説というのがあったな。

伊賀の生まれだったのか。

駅に俳句コンテストの投函箱があるなど、俳句に力を入れていますよね。





柘植に向かいます。

車内で松阪の水彩画の先生が私たちの絵をスケッチしてくださいました。
友人の持っていたカメラをきっかけに話しかけてくださったのです。
ご高齢ですが、とてもおしゃれな紳士でした。
素敵な出逢いに感謝します。




ここで乗り換えです。

写真を見てお気づきでしょうか。

ここにも忍者の気配がします。

柘植から二駅で甲賀です。


さまざまの事思い出す桜かな
という松尾芭蕉の句を胸に、、、



さてと、
このクハ111で草津に向かうのだ!!


この路線も忍者のラッピング電車が走っています。

すれ違ったのですが、
黒地に金で忍者が描かれていて、
カッコイイ。
写真撮れなくて残念。



車内はのーんびり。

各駅の停車時間が3分とか結構長いのです。

つい一旦降りようかとか考えてしまうほど。



甲賀を過ぎて、しばらく北上すると、
草津に到着です。

草津が近づくにつれて、
どんどん都会っぽくなってきました。




駅の周辺は再開発なのか工事だらけ。

タワーマンションや商業施設が次ぎ次ぎと出来てきている。





この桜並木の道も、かつては天井川の草津川だったらしい。




東海道と中山道の交わる草津宿の面影をかろうじて残しているけれど、
実はこの道はとても交通量が多くて、
写真を撮るのも注意が必要でした。

数時間前までいたゆっくりした世界から現代に一気にタイムトリップしたみたい。



友人のまねをしてマンホールの写真を撮りました。



でも、昔もここでは馬や人がたくさん行き交っていて、今とそれほど変わっていないのかもと想像したりもします。


日がくれてきたので、
草津で夕食をとることにしました。


888という変わった名前の薬膳のお店でいただきました。





帰りはいつも名残惜しいね。

今回も楽しかったです。


来年の企画などを話ながら大阪駅に向かいました。



( ^∀^)




城崎温泉の干しホタルイカを食べてみた

2019年04月20日 | 旅日記


青春18きっぷで行った城崎温泉。

前に、そこで干したホタルイカを買ったことを書きました。


あれ、どうなったの?
と聞かれます。



これが、その干したホタルイカです。



強烈に臭いんだ、これが。



アップにしてみましょう。



もう、これは、、、


火星人だね。


ワレワレワとか話しそうだもん。




店員さんのオススメに従い、
そのままで食べてみました。

塩味が強いけれど、噛むほどに旨味が出てきて、止められない味です。



炙ってみました。
少し柔らかくなり、ますます旨味を感じます。
肴は炙ったいかでいい♪と言いますもんですね。



色々な方法で食べてみたいので、
炊き込みごはんにしました。

スーパーで買ったホタルイカも加えます。

《材料》
ホタルイカ
干したホタルイカ
醤油
みりん

土しょうが
奴ネギ


ホタルイカを入れて、

火星人、いえ、
干したホタルイカを加えます。
目は取っておきます。


通常の水の量より少し水を多目にしました。
干したホタルイカが水を吸うのでね。


千切りにした土しょうがを加えます。

今、包丁がないので(制作待ち)、
千切りが大きいですが、本当はもっと細くしたいです。



あとは炊飯器が働いてくれるので楽チン♪


蒸気が上がると、
我が家史上最高に良い香りが漂いはじめました。


期待度大です❤


炊飯器の出来たを知らせる音で
蓋を開けます。





あ!


か、火星人がいない?

奴ら逃げたのか?
さすがエイリアン。

いや、よく見ると、
火星人がホタルイカになっていました!

水を含んで元の形にに戻っていたのです。


すごいな火星人。


底から混ぜて余分な水蒸気を飛ばしたら、もう一度蓋を閉じて5分蒸します。

私はこの時に味を見て、みりんと酒を少し加えて味を整えました。




完成!!!!


今夜の献立は、
ホタルイカごはん、豆腐とあおさの味噌汁、春巻き、ほうれん草の白和え




火星人よ、
君たちはとてもうまかった。

家族も君たちの働きを非常に高く評価していたよ!


ありがとう!


(*´ω`*)

旬の筍で筍料理をつくる。

2019年04月18日 | 日記
田舎の親戚から、毎年筍が送られてきます。



お世話になっている近所の方々にお裾分けをして、自分用にこれだけ残しました。


下拵えが面倒なんだよね。
でも早くしないと風味が落ちます。

他の予定を全て変更して筍の作業を優先させます。


掘ったばかりの筍は米ぬかでゆがかなくても、米の磨ぎ汁で十分美味しく仕上がります。


今年は、薄くお出汁で下味をつけた筍を牛肉の小間切れと合わせて、
砂糖と醤油とお出汁で煮ました。

肉はもちろん黒毛和牛。
筍にとって遜色ないはず。




先に下味をつけたのが良かったのでしょうか。
筍の風味が牛肉に負けていなくてしっかりと主張していて大変美味しくいただきました。


翌日には筍ごはん。

これは薄あげとお出汁、塩少々加え、筍と一緒に炊きます。
炊飯器がやってくれるので楽チンです。


カラスガレイの煮付けと一緒にいただきました。


山椒と筍の組み合わせが好きなんです。
それに玉子豆腐があれば春を感じます。


木の芽和えはまた後日。
うちの山椒の葉の生育が少し遅いのです。
しばらく寒かったからかな。


残りはゆがいて冷凍しました。


面倒だけど、やっぱり筍は美味しいな。



(о´∀`о)

青春18きっぷ桜巡り① 天王寺~伊賀上野

2019年04月12日 | 旅日記
諸事情により書くのが遅くなりました。

これは4月初めの旅日記です。


・・・・・・・・・・・・・・・・・


今年も残りの青春18きっぷで桜巡りをすらことにしました。

まだ利用したことのない路線から
桜の名所を探したところ、伊賀上野城が浮上しました。

目指せ!! 伊賀上野城!

ということで、
いつもながら素晴らしいスケジュールを友人が組んでくださいました。
しかもちょっと遅めのスタート。


停車中の電車の車掌さんに少し質問したら、車内アナウンスの声でした。
普段からあんな声なんかな。



快速電車は早くてブレてます。
お見苦しい写真ですみません。

この天王寺発9時26分の大和路快速に
乗ります。

この日は花粉の飛散が大変多く、
車掌さんは車内アナウンスの途中でくしゃみをしました。
しかも二回。
仕方ないですよね、花粉きついもん。


大和路快速はたまに利用するのであまり感動することはないと思っていましたが、奈良に入ると景色が一転。



一気に旅の気分が高まります。



加茂で下車して乗換えます。




一両編成です。

車両の色が鮮やかでおしゃれですね。

すごく混んでいて通勤電車みたいでした。

最初の目的地は笠置駅。





満員電車にさようなら。
バイバイ。


何の予備知識もなく下車した笠置駅。

南北朝時代の後醍醐天皇ゆかりの地らしいです。



駅前で戦が繰り広げられていました。





自然公園は桜の名所100選にも入っているそうです。

でもまだ満開ではなかったことと、時間的なことを考えて駅周辺の桜を楽しみました。









橋の上では鉄道と桜の写真をとるためにたくさんの方が待機していました。

 
キャンプ場、温泉、山の幸、鮎、紅葉など、一年を通じて豊かな自然を体験できる魅力的な町です。



笠置駅は他の季節にも訪れたいです。








再び列車に揺られます。



車窓からは、桜の花がちらほらと咲いているのが見え、美しい風景が続きます。




畑の畝を作る人々、無造作に乗り捨てられた赤い耕運機、掘り返した土の中から出てきた虫をお目当てにやってきた白鷺が舞う姿、写真に撮れなかった風景はどれも懐かしさを感じる日本の風景ばかりです。

さらに進んで、いくつかトンネルを越えました。


伊賀上野駅に到着です。

ここから伊賀鉄道に乗り換えです。



青春18きっぷは使えません。


忍者が誘導してくれます。





ホームにはすでに松本零士先生によるラッピング電車が待機していました。





車内は忍者だらけ。







忍者に統一感がないのが、
手作りっぽくて面白い。


車窓は茶色い土の風景がしばらく続きます。






服部川です。

忍の土地にふさわしいネーミングで、気分が高まりました。




上野市駅または忍者市駅に到着です。



今日はここまで。

伊賀上野城、草津宿に向かいます。




・・・・・・・・・・・・・・・・・
もう少し詳しく書きたいところもあるのですが、今のところはこれでアップします。

また時間ができたら追記するかもです。


(ノ´∀`*)