天王寺から大和路快速に乗り、
笠置駅で桜を楽しんだ後、
伊賀上野駅で伊賀上野鉄道に乗り換えて、
上野市駅に到着しました。
駅周辺も忍者だらけ。
駅舎にも忍者。
駅名にも注目してね。
まずは、腹ごしらえから。
数日前にテレビでタイムリーに紹介されていたニカク食堂というお店を目指します。
友人の記憶はすばらしい!!
自転車屋さんの隣というテレビの記憶を頼りにぶらっと歩くと、
本当にすぐに自転車屋さんが見つかり、その隣がニカク食堂でした。
入り口が忍者屋敷風。
席に名前がついていて、
私たちは『霧隠才蔵』
なんか嬉しい。
忍者のDVD が流れていて、
外国からのお客様も待っている間、
それを見て楽しんでいます。
フレ吉が珍しくはしゃいでいます。
だって、この旅にはおサルちゃんがいるからね。
そうこうしていると忍者うどんが出来上がりました。
なんだ、手裏剣の形の海苔がのっているのか、とあなどるなかれ。
この手裏剣を外します。
すると黒いうどんの中から、
出るわでるわ。
たくさんの具が忍んでいて、
しかもひとつひとつが美味しい。
伊賀牛
海老天
だし巻き卵
おあげさん
おもち
わかめ
揚げ天
他にも色々、、、
うどんは炭入りで黒い。
友人は黒いカレーうどん。
残念ながらお肉が苦手なので、
伊賀牛は全て私がいただきました。
そうなると、
友人は他に具がないので残念なことに、、、(._.)
申し訳ない。
駅前から徒歩で15分ほどで伊賀上野城です。
バスも忍者。
お城が見えてきました。
桜は五分咲きぐらいかなあ。
青空に天守閣がは映えて清々しい。
内部も見学しました。
伊賀上野城の天守は地元の名士川崎克氏が私財を投じて再建したそうです。
その川崎氏の書や遺品が展示されています。
写真はありませんが、
横山大観や川合玉堂はじめ著名な方の書や絵が天井を飾っていました。
特徴的な日本一の高さの石垣です。
私はお城に詳しくないのですが、
友人はたくさんのお城を訪れていて、
かなり詳しいので助かります。
た伊賀ーくん。
城主、藤堂高虎の虎にちなんだネーミングですね。
本日のメインイベントのお城を後にして、
上野市駅に向かいます。
むむ、駅に松尾芭蕉。
初ざくら折しもけふは能日也
そうだ、忘れてた。
松尾芭蕉忍者説というのがあったな。
伊賀の生まれだったのか。
駅に俳句コンテストの投函箱があるなど、俳句に力を入れていますよね。
柘植に向かいます。
車内で松阪の水彩画の先生が私たちの絵をスケッチしてくださいました。
友人の持っていたカメラをきっかけに話しかけてくださったのです。
ご高齢ですが、とてもおしゃれな紳士でした。
素敵な出逢いに感謝します。
ここで乗り換えです。
写真を見てお気づきでしょうか。
ここにも忍者の気配がします。
柘植から二駅で甲賀です。
さまざまの事思い出す桜かな
という松尾芭蕉の句を胸に、、、
さてと、
このクハ111で草津に向かうのだ!!
この路線も忍者のラッピング電車が走っています。
すれ違ったのですが、
黒地に金で忍者が描かれていて、
カッコイイ。
写真撮れなくて残念。
車内はのーんびり。
各駅の停車時間が3分とか結構長いのです。
つい一旦降りようかとか考えてしまうほど。
甲賀を過ぎて、しばらく北上すると、
草津に到着です。
草津が近づくにつれて、
どんどん都会っぽくなってきました。
駅の周辺は再開発なのか工事だらけ。
タワーマンションや商業施設が次ぎ次ぎと出来てきている。
この桜並木の道も、かつては天井川の草津川だったらしい。
東海道と中山道の交わる草津宿の面影をかろうじて残しているけれど、
実はこの道はとても交通量が多くて、
写真を撮るのも注意が必要でした。
数時間前までいたゆっくりした世界から現代に一気にタイムトリップしたみたい。
友人のまねをしてマンホールの写真を撮りました。
でも、昔もここでは馬や人がたくさん行き交っていて、今とそれほど変わっていないのかもと想像したりもします。
日がくれてきたので、
草津で夕食をとることにしました。
888という変わった名前の薬膳のお店でいただきました。
帰りはいつも名残惜しいね。
今回も楽しかったです。
来年の企画などを話ながら大阪駅に向かいました。
( ^∀^)