ぼちぼち手作り日記

タティングレースやカリグラフィなどの趣味や日々の出来事について書いています。

加賀屋緑地(加賀屋新田会所跡)~その2~

2012年07月20日 | 日記
先日紹介した加賀屋緑地の続き


冠木門(かぶきもん)をくぐると旧書院の建物が見える。

京都 大徳寺の瓦が使われているらしい。
文字は相国寺の有馬官長によるもの。


旧書院



旧書院の庭に続く通路側壁面。


雨戸も凝っている。

旧書院は建築当時のまま。

スリッパが用意されていて、廊下沿いから部屋の内部を見学させてもらえる。


襖絵は雲谷等益(雪舟4代目)によるもの。


旧書院から居宅に向かう渡り廊下。

軒裏の仕事が素晴らしい。
床板も長い木が使われているとか。


渡り廊下から庭を臨む。

様々な樹木があり、紅葉の季節も美しいと思われる。

渡り廊下を渡ると、居宅と茶室のある建物につながる。
まずは居宅。

何だか懐かしい感じ・・・
昔、我が家はこんな感じだった。(今もそれほど変わらないが・・・)
植えられている木も置かれている石も同じもので、親近感がわく。

江戸時代の豪商といえども、
暮らしぶりは意外と質素だったのかも。
見習いたい。



台所

ここで女中さんが飯を炊いていたのだろうな。
手前は井戸。
埋立地の井戸って、深く掘らないと出ないのかな?


今日はここまで。


次回は茶室と土蔵だよ





加賀屋緑地(加賀屋新田会所跡) ~その1~

2012年07月18日 | 日記
大阪市民でも、ここを知っている人は少ないと思う。

ここは、市内に残る唯一の新田会所跡だ。


パンフレットによると、
大阪淡路町の両替商だった加賀屋甚兵衛が、
江戸時代の享保13年(1728)より
住之江区にあるこの地域一帯の新田開発を行い、
宝暦4年(1754)にこの加賀屋新田会所を完成させ、
ここに住んでいたそうだ。

小学校の時に、かつて住吉大社のある所より西は海だったので、
今の住之江区は加賀屋甚兵衛が埋め立てて作ったのだと
習ったことを思い出した。
「新田開発」というと田畑を開墾するイメージだが、
この住之江の地における新田開発は「埋め立て事業」を
指すのではないだろうか?

江戸時代の中期にそのような事を行うということは、
おそらく相当大変だったと想像する。



このお屋敷は約1500坪もあり、
見事な茶室を備えた屋敷と広大な庭園からなっている。
当時の豪商の暮らしぶりがうかがえる貴重な文化財だ。

交通の便がよくないが、ぜひ訪れてほしい大阪の名所のひとつだ。

観光客が少ないのでゆっくりできるのも魅力

続きはまた後日

大阪市のHPも見てね
http://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/page/0000008888.html

大石早生(おおいしはやお)さん

2012年07月17日 | 日記
「大石早生」と聞いて何をイメージするだろうか?


大石早生はスーパーでよく見かける。
スモモに「大石早生 298円」と書いてある。

これは、最近よくある生産者の顔が見える商品表示で、
きっと果物農家の大石早生(おおいしはやお)さんが
丹精込めて作っているスモモに違いないと思う。
やさしそうな人柄がうかがえる。

色々なスーパーでよく見かけるし、
彼は結構大きなすもも農園のオーナーなのかも知れない。
もしかしたらお金持ちなのかも?
どんなお顔をしている方なのか・・・?



ある日のこと、とある広告にこのように書かれていた。
「大石早生 産地直送で送ります」

ってええええっ?????
おじさんを送るのか?・・・


で、調べてみたら、
「大石早生」は、
「おおいしはやお」ではなく、
「おおいしわせ」
と読み、
スモモの種類を指すらしい。

私は間違っていた

これって常識なのか?
ええ年こいて、恥ずかしい


(このスモモは大石早生ではありません)


梅雨明け~~~

2012年07月16日 | 日記
梅雨が明けたね

気象庁の発表がどうかは知らないが、
今朝、クマゼミの鳴き声がしたので、
きっと梅雨はあけたのだと思う。


植物や昆虫の、天候を察知する能力は素晴らしくて
いつも感心する。

我が家の植木鉢に雑草として勝手に生えた朝顔は、
翌日が雨の日は蕾をつけないことが多い。
時々外れるが、彼女の予報は天気予報より良く当たる。

雨の日はいくら花を開いても虫もいないし、
合理的ではないからなのだろうが、
朝顔がそんなことを考えて、
日々、密かに花を咲かせる計画をたてているのかと思うと面白い








何の穴?

2012年07月15日 | 日記
暑いっ

暑いけど、最近は体力をつけるために頑張って散歩をしている。

まだすぐに疲れるので、途中で何度も休憩をする。

公園の大きな石の上で休憩していると、
地面にセミのものではないと思われる穴ぼこを発見
よく見ると穴は複数ある。


何だこれ?



しばらくするとスズメが集まってきた。


どれどれ?


よっこいしょ。


あ~、気持ちいい


この穴は、どうやらスズメのお風呂だったみたい。

鳥の砂風呂って羽を伸ばしたり
虫をとるためにバサバサするものだと思ってたけど、
ゆっくりと穴に浸かるだけの入浴方法もあるみたい。

穴はちょうど一羽分の大きさになっていて、
一羽が入浴を終えてあがると、次の者がやってきて穴に入る。

一応順番があるのか、スムーズにそれを繰り返しているが、
スズメの世界でも横入りがあるのか、
ひとつの穴をめぐって取っ組み合いの喧嘩をしている者たちもいた。



穴の深さは色々で、浅いもの、深いものなど様々だ。
好みの深さがあるのだろう。


これはかなり深いタイプ。
首まで入って気持ちよさそう


やっぱり散歩は楽しいな