ぼちぼち手作り日記

タティングレースやカリグラフィなどの趣味や日々の出来事について書いています。

加賀屋緑地(加賀屋新田会所跡) ~その1~

2012年07月18日 | 日記
大阪市民でも、ここを知っている人は少ないと思う。

ここは、市内に残る唯一の新田会所跡だ。


パンフレットによると、
大阪淡路町の両替商だった加賀屋甚兵衛が、
江戸時代の享保13年(1728)より
住之江区にあるこの地域一帯の新田開発を行い、
宝暦4年(1754)にこの加賀屋新田会所を完成させ、
ここに住んでいたそうだ。

小学校の時に、かつて住吉大社のある所より西は海だったので、
今の住之江区は加賀屋甚兵衛が埋め立てて作ったのだと
習ったことを思い出した。
「新田開発」というと田畑を開墾するイメージだが、
この住之江の地における新田開発は「埋め立て事業」を
指すのではないだろうか?

江戸時代の中期にそのような事を行うということは、
おそらく相当大変だったと想像する。



このお屋敷は約1500坪もあり、
見事な茶室を備えた屋敷と広大な庭園からなっている。
当時の豪商の暮らしぶりがうかがえる貴重な文化財だ。

交通の便がよくないが、ぜひ訪れてほしい大阪の名所のひとつだ。

観光客が少ないのでゆっくりできるのも魅力

続きはまた後日

大阪市のHPも見てね
http://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/page/0000008888.html

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