今朝、父がおもむろに
「糸は、どこかの引き出しに入れているのか?」
と聞いてきた。
私は片付けが悪く、糸は適当に袋に放り込んであるだけで
引き出しに入れたりはしない。
父は、
「やはり夢だったのか。」
とブツブツひとりで言っていたが、
しばらくして、家中の引き出しを調べはじめた。
「ほら、あった」
出てきたのは、祖母が使っていた箪笥の開かずの引出しから、
クローバー社のレース糸ふたつ。
色はカーキ色。
今はオリンパスでは廃番色になっていて手に入らない、とってもミリタリーな色
かなり古くて、包装用のビニールの金色の印刷部がポロポロ剥がれ落ちてくる。
そらそうだろう、祖母は25年前に他界している。
祖母が父に夢でお告げをしたとしか思えませぬ
「糸は、どこかの引き出しに入れているのか?」
と聞いてきた。
私は片付けが悪く、糸は適当に袋に放り込んであるだけで
引き出しに入れたりはしない。
父は、
「やはり夢だったのか。」
とブツブツひとりで言っていたが、
しばらくして、家中の引き出しを調べはじめた。
「ほら、あった」
出てきたのは、祖母が使っていた箪笥の開かずの引出しから、
クローバー社のレース糸ふたつ。
色はカーキ色。
今はオリンパスでは廃番色になっていて手に入らない、とってもミリタリーな色
かなり古くて、包装用のビニールの金色の印刷部がポロポロ剥がれ落ちてくる。
そらそうだろう、祖母は25年前に他界している。
祖母が父に夢でお告げをしたとしか思えませぬ