おはようございます。けん・たかくらです。
せっかく作りましたので全部まとめて総集編とします。
日能研、サピックスと安全圏=80%の偏差値を見ていきましたので
四谷大塚についても同様に見ていきたいと思います。
対象とするのは2015年結果偏差値です。
この塾は男女別で偏差値を算出しています。
選択する学校は私が首都圏三大塾合格実績比較で掲載している学校です。
以下の偏差値は80%偏差値です。
右に%で表示しているのは正規分布の場合の上位からの位置です。
① 男子トップ5校
筑駒 74・・・0.8%
開成 72・・・1.3%
麻布 67・・・4.4%
武蔵 63・・・9.6%
駒東 67・・・4.4%
② 女子トップ5校
桜蔭 72・・・1.3%
女子学院 70・・・2.2%
雙葉 67・・・4.4%
豊島岡① 70・・・2.2%
フェリス 66・・・5.4%
③ 神奈川御三家
栄光 66・・・5.4%
聖光① 70・・・2.2%
浅野 64・・・8.0%
④ 千葉御三家
渋幕① 男子69・・・2.8% 女子72・・・1.3%
東邦① 男子61・・・13.5% 女子63・・・9.6%
市川① 男子62・・・11.5% 女子65・・・6.6%
※ 東邦①というのは前期のことです。
⑤埼玉有力5校
栄東A 男子55・・・30.8% 女子57・・・24.1%
開智① 男子54・・・34.4% 女子56・・・27.1%
立教新座① 59・・・18.4%
浦和明の星① 65・・・6.6%
淑徳与野① 58・・・21.1%
⑥早稲田3校
早稲田① 65・・・6.6%
早大学院 62・・・11.5%
早実 男子63・・・9.6% 女子69・・・2.8%
⑦慶應3校
普通部 64・・・6.6%
湘南藤沢 男子63・・・9.6% 女子67・・・4.4%
中等部 男子65・・・8.0% 女子70・・・3.5%
⑧男子準トップ11校
海城① 64・・・8.0%
芝① 59・・・18.4%
攻玉社① 56・・・27.1%
巣鴨① 54・・・34.4%
城北① 54・・・34.4%
本郷① 57・・・24.1%
暁星 57・・・24.1%
サレジオA 61・・・13.5%
桐朋 54・・・34.4%
立教池袋① 57・・・24.1%
学習院① 54・・・34.4%
⑨女子準トップ11校
白百合 61・・・13.5%
吉祥① 62・・・11.5%
鴎友① 63・・・9.6%
立教女学院 61・・・13.5%
学習院女子A 61・・・13.5%
洗足① 62・・・11.5%
頌栄① 60・・・15.8%
晃華① 55・・・30.8%
東洋英和A 58・・・21.1%
横浜雙葉 59・・・18.4%
横浜共立A 60・・・15.8%
⑩その他共学有力6校
筑波大附属 男子68・・・3.5% 女子69・・・2.8%
学芸大世田谷 男子61・・・13.5% 女子63・・・9.6%
小石川 男子64・・・8.0% 女子64・・・8.0%
渋谷渋谷① 男子62・・・11.5% 女子69・・・2.8%
青山学院 男子55・・・30.8% 女子61・・・13.5%
明大明治① 男子59・・・18.4% 女子62・・・11.5%
全部で55校、共学男女通算して69校見ましたけれど
最終的に以下のような感じですよね。
10%未満 34校
10%以上20%未満 19校
20%以上30%未満 8校
30%以上40%未満 8校
ということは
上位から10%の位置にいる生徒の場合、安全圏に入っているのは35校・・35勝34敗
上位から20%の位置にいる生徒の場合、安全圏に入っているのは16校・・16勝53敗
上位から30%の位置にいる生徒の場合、安全圏に入っているのは8校・・8勝61敗
上位から40%の位置にいる生徒の場合、安全圏に入っているのは0校・・0勝69敗
四谷大塚のの80%偏差値について見てきましたけれど
私の意見、感想も述べておきます。
上位から10%の位置にいる生徒の場合、35勝34敗
勝率5割0分7厘
上位から20%の位置にいる生徒の場合、16勝53敗
勝率2割3分2厘
上位から30%の位置にいる生徒の場合、8勝61敗
勝率1割2分
まあ、だいたい日能研と似たり寄ったりですよね。
以前にも述べていますが多くの人が塾選びの際に参考にする数字というのは
合格者の「数」ですね。
これが多いとうちの子もその中に入れるかもしれないと考えるわけです。
ただ、その際にはその子たちがいったいどういう位置にいる子たちなのかも
合わせて考えた方がよいでしょう。
直近の例で申し上げますけれど私の今年の実績の中で一番良かったのは
開成中に入った子。この子は四谷大塚直営でした。
こういう会話をしたのを覚えています。
けん「〇〇君は最初から成績良かったと思うのだけれどずーっとS1だったの?」
生徒「そうですね。たまーにS2に落ちることがありましたけれど
それ以外は全部、S1でした。」
こういう子は大丈夫ですよ。ちゃんと最難関入ります。
それでも秋以降の合不合の平均偏差値は50%以上80%未満の可能圏でしたけどね。
80%以上の安全圏ではなかったです。
2番目に良かったのは豊島岡女子に入った子です。
この子はサピックスの子でした。
秋以降の合格力判定SOの平均偏差値は50台前半。55にはいっていない。
もちろん、これ50%未満のチャレンジ圏からの合格ですけどね。
それでも50台前半で豊ちゃんに入るんです。
四谷大塚や日能研ならあり得ないザーの世界ですよ。
どこの塾、市進、栄光であってもうまく上昇すれば、それなりのところには入ります。
だけどそれは少数派ですよということです。
四谷大塚の場合、うまく上昇できなければ=高い位置にあるハードルを超えなければ
御三家の子たちが併願先として受験する二番手校の合格すらおぼつかない。
これから塾選びの人はこの点、一応、理解しておいた方がよいと思う。
続きはまたあらためて。
Carpenters Close To You
せっかく作りましたので全部まとめて総集編とします。
日能研、サピックスと安全圏=80%の偏差値を見ていきましたので
四谷大塚についても同様に見ていきたいと思います。
対象とするのは2015年結果偏差値です。
この塾は男女別で偏差値を算出しています。
選択する学校は私が首都圏三大塾合格実績比較で掲載している学校です。
以下の偏差値は80%偏差値です。
右に%で表示しているのは正規分布の場合の上位からの位置です。
① 男子トップ5校
筑駒 74・・・0.8%
開成 72・・・1.3%
麻布 67・・・4.4%
武蔵 63・・・9.6%
駒東 67・・・4.4%
② 女子トップ5校
桜蔭 72・・・1.3%
女子学院 70・・・2.2%
雙葉 67・・・4.4%
豊島岡① 70・・・2.2%
フェリス 66・・・5.4%
③ 神奈川御三家
栄光 66・・・5.4%
聖光① 70・・・2.2%
浅野 64・・・8.0%
④ 千葉御三家
渋幕① 男子69・・・2.8% 女子72・・・1.3%
東邦① 男子61・・・13.5% 女子63・・・9.6%
市川① 男子62・・・11.5% 女子65・・・6.6%
※ 東邦①というのは前期のことです。
⑤埼玉有力5校
栄東A 男子55・・・30.8% 女子57・・・24.1%
開智① 男子54・・・34.4% 女子56・・・27.1%
立教新座① 59・・・18.4%
浦和明の星① 65・・・6.6%
淑徳与野① 58・・・21.1%
⑥早稲田3校
早稲田① 65・・・6.6%
早大学院 62・・・11.5%
早実 男子63・・・9.6% 女子69・・・2.8%
⑦慶應3校
普通部 64・・・6.6%
湘南藤沢 男子63・・・9.6% 女子67・・・4.4%
中等部 男子65・・・8.0% 女子70・・・3.5%
⑧男子準トップ11校
海城① 64・・・8.0%
芝① 59・・・18.4%
攻玉社① 56・・・27.1%
巣鴨① 54・・・34.4%
城北① 54・・・34.4%
本郷① 57・・・24.1%
暁星 57・・・24.1%
サレジオA 61・・・13.5%
桐朋 54・・・34.4%
立教池袋① 57・・・24.1%
学習院① 54・・・34.4%
⑨女子準トップ11校
白百合 61・・・13.5%
吉祥① 62・・・11.5%
鴎友① 63・・・9.6%
立教女学院 61・・・13.5%
学習院女子A 61・・・13.5%
洗足① 62・・・11.5%
頌栄① 60・・・15.8%
晃華① 55・・・30.8%
東洋英和A 58・・・21.1%
横浜雙葉 59・・・18.4%
横浜共立A 60・・・15.8%
⑩その他共学有力6校
筑波大附属 男子68・・・3.5% 女子69・・・2.8%
学芸大世田谷 男子61・・・13.5% 女子63・・・9.6%
小石川 男子64・・・8.0% 女子64・・・8.0%
渋谷渋谷① 男子62・・・11.5% 女子69・・・2.8%
青山学院 男子55・・・30.8% 女子61・・・13.5%
明大明治① 男子59・・・18.4% 女子62・・・11.5%
全部で55校、共学男女通算して69校見ましたけれど
最終的に以下のような感じですよね。
10%未満 34校
10%以上20%未満 19校
20%以上30%未満 8校
30%以上40%未満 8校
ということは
上位から10%の位置にいる生徒の場合、安全圏に入っているのは35校・・35勝34敗
上位から20%の位置にいる生徒の場合、安全圏に入っているのは16校・・16勝53敗
上位から30%の位置にいる生徒の場合、安全圏に入っているのは8校・・8勝61敗
上位から40%の位置にいる生徒の場合、安全圏に入っているのは0校・・0勝69敗
四谷大塚のの80%偏差値について見てきましたけれど
私の意見、感想も述べておきます。
上位から10%の位置にいる生徒の場合、35勝34敗
勝率5割0分7厘
上位から20%の位置にいる生徒の場合、16勝53敗
勝率2割3分2厘
上位から30%の位置にいる生徒の場合、8勝61敗
勝率1割2分
まあ、だいたい日能研と似たり寄ったりですよね。
以前にも述べていますが多くの人が塾選びの際に参考にする数字というのは
合格者の「数」ですね。
これが多いとうちの子もその中に入れるかもしれないと考えるわけです。
ただ、その際にはその子たちがいったいどういう位置にいる子たちなのかも
合わせて考えた方がよいでしょう。
直近の例で申し上げますけれど私の今年の実績の中で一番良かったのは
開成中に入った子。この子は四谷大塚直営でした。
こういう会話をしたのを覚えています。
けん「〇〇君は最初から成績良かったと思うのだけれどずーっとS1だったの?」
生徒「そうですね。たまーにS2に落ちることがありましたけれど
それ以外は全部、S1でした。」
こういう子は大丈夫ですよ。ちゃんと最難関入ります。
それでも秋以降の合不合の平均偏差値は50%以上80%未満の可能圏でしたけどね。
80%以上の安全圏ではなかったです。
2番目に良かったのは豊島岡女子に入った子です。
この子はサピックスの子でした。
秋以降の合格力判定SOの平均偏差値は50台前半。55にはいっていない。
もちろん、これ50%未満のチャレンジ圏からの合格ですけどね。
それでも50台前半で豊ちゃんに入るんです。
四谷大塚や日能研ならあり得ないザーの世界ですよ。
どこの塾、市進、栄光であってもうまく上昇すれば、それなりのところには入ります。
だけどそれは少数派ですよということです。
四谷大塚の場合、うまく上昇できなければ=高い位置にあるハードルを超えなければ
御三家の子たちが併願先として受験する二番手校の合格すらおぼつかない。
これから塾選びの人はこの点、一応、理解しておいた方がよいと思う。
続きはまたあらためて。
Carpenters Close To You