あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

初雪

2022-12-02 | 田舎暮らし

12月と同時に冬になった。

広島県に雪が降るのかと聞かれるが

昨日12月1日に県内2か所で

初雪が報じられた。

我が町も雪の多い地域。

今朝は冷たい雨だったが

さっと青空になったかと思うと

ちらちらと空から白いものが。

雪だった。

青空を背景にヒラヒラと

雪が舞うさまは天使のダンスのようで

美しい。

今朝はサッカー日本代表が

決勝に進出したニュースも

飛び交っていた。

「ブラボー」と雄たけびをあげ

「ニッポン!」と連呼する若者の

はじけ方がすごかった。

何かと暗いご時世。

コロナの中で大勢が集まったり

ましてや大声を出すことが憚られた。

その鬱屈したエネルギーを大放出

するかのように

あちらこちらで盛り上がっている。

「ニッポン」が1ミリで勝って、

その結果みんなの気持ちが

ひとつになった。

天の配材か?と思うほどだ。

日本はなんだかんだ言っても

「ついている」。

明るい気持ちで帰宅した。

麻呂さまがこたつから出て来た。

洋式こたつ内で日がな過ごしている。

私が帰宅するのを待っている。

「外を見てあんたを待ちおるんで」

「ずっとさえんげなかったんで」

(ずっと気分がさえない様子だった)

と母が言う。

それはきっと母のことでもあろう。

このところ歌活動と仕事、

それとは別件でバタバタしている。

家にいてもライブの準備で

右往左往する私のあとを

麻呂は追いかけまわしてくる。

また咳込みがひどくなった。

心臓肥大が悪化している。

麻呂が素直に飲まないせいもあって

朝晩の薬も途切れがち。

コツコツと咳き込みながら

不安そうに私を追いかけて来る麻呂を

しばし抱っこすると

落ち着いてまた眠っている。

ことばで表現できない彼。

体調が悪い日もあろう。

明日はマイナス5度の予報。

この寒さも麻呂やばーちゃの気分に

反映しがちだ。

「ごめんね」と言いながら

12月4日年内最後の歌会へ

向けておねえちゃんは

もう少し頑張らねばだ。

 

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