あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

毛深い息子は(たぶん)14歳

2024-06-14 | 愛犬がいる暮らし

もらってきた狆はたぶん14歳。

甥は麻呂が我が家に来たのは

2010年だったと証言した。

2011年って言ったかな?

60年以上生きたら1年の

誤差は微々たるものだ。

しかしお犬様の1年は

人間の4年分なのだとか。

麻呂の老いが急激に進むのも

無理はない。

母は窓を開けると風が寒い

というが、暑いってば。

閉め切ったリビングで

過ごす毛皮を着た麻呂には

夏が厳しい。

エアコンはあるけれど母は

めったにつけない。

まだつけなくても過ごせるが

つけるつけないでもめて

やっと30度設定に許可が

下りる・・とかだ。

「それで効くんですか?」と

言われるが効くんです。

私が不在の時はまれに暖房に

なっていることもあるが

当の本人が暑くないなら

命を落としても私には

どうしようもない。

毎日、暑い暑くないの論争が

今年も始まるのだね~。

麻呂はおしめをしてます。

サイズ感が合っていないので

粗相が多い。

妹が熱心に探してきた。

SにしたりMにしたり

紆余曲折を経てパンツ式

おしめになった。

こたつに足を入れないと

落ち着かない母。

夏だと言うのにテーブルに

布を掛けてこたつもどきに

して落ち着いている。

麻呂にとっても囲いがあるのが

落ち着くので良しとしている。

暑くなったのでこたつから

おしめパンツの下半身が

覗いている。

母に呼ばれたのでリビングに

行くと麻呂は母に抱っこ

されていた。

孫の扱い方よね。

ご満悦の母だが麻呂は

眠っているのかと思えば

目をしっかり開けていた。

幾分迷惑そうな顔だ(笑)

抱っこが大嫌いなお犬様だから。

最近は足腰が弱ったので、

自分で玄関から外に飛び降りて

おしっこしたら帰ってくるとが

できなくなった。

抱き上げて玄関の段差を下りる。

私の留守中は母の仕事。

いつか麻呂を抱えて転びそうだ。

麻呂も仕方なく抱っこされている。

無口になった麻呂は

おしっこもウンチもご飯も

要求する時はだまっている。

じーーーとこちらを見ているか

室内をウロウロするかで

うっすらと察しがつく程度だ。

ご飯だと思ったらおしっこだった

なんてことも多々ある。

薄いリアクションを四六時中

注視している感じで、

麻呂が眠っている時が

私の自由時間。

ライブ準備をせねば。

バタバタと1日が過ぎている。

母がデイケアから帰って来るまでの

2時間やっと手をつけた。

母が帰宅する頃になった。

洗濯ものを取り込み

夕食を準備して出かけよう・・

階下へへ降りると麻呂が

床の上で立ち上がれず

何度も転げていた。

慌てて抱っこする。

フリーリングは筋力が落ちた犬

には厳しい。

それにしても普通ではない。

暑いせいかもしれない。

保冷剤を背中にあてる。

ぐったりした麻呂はそのまま

私のお腹の上で眠った。

母が帰宅。

「暑いからの~」と母も心配した。

麻呂用の小さな扇風機を

つけた。

麻呂の生命に関わる暑さだ。

昨日のことだ。

母にも暑さがいかに危険か

分かってくれたと思った。

が、出かける直前またしても

リビングの戸も窓も

閉め切っている。

暑いから!開けておいて!!!

と叫んだ。

無駄なエネルギーをまたしても

放出した。

※最近は食が細い。

ちょっと前。

ガツガツ食べているのは

好物のツナ大根。

 

今日も30度近いが母は

リビングに鎮座して

風が寒いと言う。

麻呂が1日でも長く快適に

そして生きながられるよう

祈るばかりだ。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ギター不調でトラブるシンガ... | トップ | 華麗さをはばむ加齢 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿