あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

動画撮影に挑む

2022-10-26 | 私が歌手

ライブ自粛の時期、動画配信を思い立つ。

「朧月夜」の中島美嘉・葉加瀬太郎の

アレンジ・バージョンにチャレンジした。

が、いざ撮影にのぞむと息がもたないし

とにかく声が出づらかった。

音程もいまひとつだった。

自粛しているうちに身体が怠惰に。

歌えなくなった。

ピアノ伴奏も難しい曲だ。

吉野妙さんは粛々と練習してくれた

と思う。

安定した演奏は素晴らしかった。

けれど歌えていないのでアップを

見合わせた。

このままアップしないのは

妙さんにも撮影協力してくれた

大崎氏にも申し訳ない。

で、アレルギーが一段落したことだし、

2年越しの撮影再挑戦へ。

撮影3日前になって無性に

「カッチーニ」の「アベマリア」を

歌いたくなった。

メロディーが何しろ美しい。

だいぶ前だがテレビCMで流れていて

歌えるようになりたいと思っていた。

声楽家の先生宅に9年通った。

「フォーク演歌」にくくられる

新屋オリジナルから派生して

なんちゃってジャズもド・演歌も

繰り出すけれど、

「アベマリア」への憧れは

ずっとあった。

どうせなら動画撮影で歌うか?

この程度の練習で歌えるんだろうか?

丸1日自問自答。

撮影2日前になって妙さんに

打診したらOKしてくれた。

「朧月夜」も「アベマリア」も

テクと体調とかメンタルが揃って

やっとちゃんと歌えるという難曲。

「アベマリア」は「朧月夜」以上に

その3つが整っていなくては。

当日歌い始めてみないと

自分でも歌えるかどうかわからない。

大いに危惧はあった。

当日、喉がチリっと傷んだ。

2日前にビールと焼酎の誘惑に

負けてしまったのです。

吉野妙さん主宰のスタジオは2つ。

生音の響きが良い「スぺース蕊」

で撮影した。

 

大崎さんが録音機材を持参して

くれたが使わないで撮影した。

石と木造りで天井が高くて

気持ちよく歌える。

2曲ともに完璧ではないけれど

私の精一杯。

一定のラインはクリアしたと

自分の頑張りをそっとほめた。

録画を後で見るに、

マイクなしを意識しているから

力み過ぎていたな。

画像とは別に録音すべきだった

かもしれない。

撮影後チェックしなかったのも

まずかったと反省。

「きりがない」のはレコーディングも

同じだ。

声が出ないレベルから

レッスンをやりなおして臨んだ。

そこそこ歌えた自分をほめよう。

ついでに「ラストシーン」を

フェイスブックでライブ配信した。

平日の昼下がりだったけれど

暇な人がいて、

いえいえ多忙なところ見て下さり

有難うございました。

ライブ配信はすごく楽しかった。

やっぱり新屋まりはライブだわ。

他にもスタジオ録音・撮影を

保留している曲がある。

鬼束ちひろの「月光」。

森光明さんの演奏は完璧だった。

「練習は裏切らない」と言い残して

1テイクか2テイク弾いて

去っていった。

その後でボーカルを入れたけれど

ひど過ぎてアップできていない。

演奏してもらった森光さんに

失礼というもの。

どうして歌えないのか?

分析をしてもらいたくて

縁あってポップス系のボイトレを

受けた。

「月光」のメロディーラインが

私のボイスチェンジの位置にある

と知った。

ファルセットではなく地声で

歌えなくてはいけない歌なのだ。

腹筋背筋を使う体力勝負の歌。

先だってのレッスンで初めて

1テイクで「月光」を歌えた。

・・っていうレベルですけど。

こちらもぼちぼち再チャレンジを

したい。

 


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