あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

オープンマイク参戦

2024-07-15 | ライブレポ

「オープンマイク」とは

エントリーすれば誰でも

参加できるライブ・イベント。

私が参加するのはたいてい

ギター弾き語りの人が多い

イベントだけれど、

キーボード弾き語りやバンドでの

参加も。

主催者や参加者のカラーが

それぞれにあるようだ。

昨今ではオープンマイクが

大流行りで毎週末のように

どこかで開催されていて

たくさんのアマチュアが

表現の場として参加している。

第2土曜日は「ぞうさんカフェの

オープンマイク。

エントリー枠はすぐに満杯になる

という人気イベント。

今月は早々にエントリーした。

が、暑さに弱い老犬を介護せねば。

出かける為に色々な準備が

必要になって来た。

麻呂はたいてい寝ているが

ひょっこりお目覚めに

なった時を見計らい

おしっこに連れ出したり

食べさせたり投薬したりする。

喉が渇いている時もあれば、

エアコンが必要な時もある。

おしっこっじゃなくてウンチ

の場合も。

うす~~~~いリアクションを

読み取って介護・行動する。

母にもご飯の用意が必要。

この日は母と早めの夕御飯。

麻呂がタイミングよく

目を覚ましてくれたので、

首尾よくご飯とおしっこと

おしめの装着を完了~♪

それからバタバタと

「ぞうさんカフェ」へ。

そこには仲間が居て

「まりさん。こんにちは!」

と言ってもらえる。

人見知りで内気な私ゆえに

そんな集まりは他にないですぅ。

基本はアマチュア参加型ステージ。

和やかな雰囲気だが

皆さん随分ステージ慣れして

腕前も爆上がりした。

どうにかステージに上がって

やっと弾き歌いますという人が

見あたらなくなった。

ユーチューブでは音楽が

聞き放題。

ゆえにチャージを払って

他人のオリジナルを聞くのが

もはやおっくうになっても

仕方ないと思う。

歌は誰でも歌える。

上手な人はごまんといる。

ギターの上手な人も同じくらい

ごまんといる。

珍しい楽器とか特徴ある

ジャンルではない。

「歌だけで勝負するって

ナカナカだよね~」と

私のホンネを悟ってか

出番を待ちながらそんな

おしゃべりをした。

つまり愚痴になる(笑)

けれどもう25年やってる(笑)

結局諦めがつかない。

まだやりたいんですけど。

現状、主催ライブに来てもらえる

って本当に有難いことだ。

誰もにいやのライブに来なくなり

誰もにいやにギャラを下さる人が

いなくなったらオープンマイク

だけに注力するかも。

大がかりなライブは赤字必至だ。

何なら主催ライブご来場者に

500円払う。

で、前回は「渾身の1曲」という

イベントだった。

参加したけれど「渾身の1曲」

ではなかったと反省。

今回はちゃんと練習・準備した。

歌う直前で選曲を迷ったが

思い切って歌った。

思いがけずアンコールを頂戴した。

「ぞうさんカフェ」の雰囲気は

いつも温かい。

皆さんが応援してくれる。

歌うことが人生そのものだと

思わせてもらえる何かがある。

生きる事は表現することだ。

オープンマイクを大仰に言えば

「人生も悪くない」と思える

ツールのひとつかも。

場を提供してくれるオーナーの

植田夫妻には感謝だ。

あんなに大きな愛のある人は

あまり居ない。

その人柄に魅かれて皆さんは

参加していると思う。

余談ですけど、たまにしか

ステージに上がらない人は

自分が表現させてもらえるのは

誰かのおかげというのを

完全に忘れてる。

そこに音響機材があって

オペレーターが居て、

伴奏してくれる演奏者も居て、

その上でお客様がいるのは

「当然」ではない。

自分がすべて手配できるなら

許されるかもしれないけれど。

そんな不遜な人を(黙って)

見て来た。

私も稀に忘れるけど(爆)

「忘れてはいけない」と自分を

諫めるのです。

それらこれらを分かっていて

自分も聞く人も楽しませることが

出来る人をプロと呼びたい。

 


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