リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

朝かかる虹

2006-11-16 19:38:21 | 琵琶湖”逍遙”撮影記
 琵琶湖の北岸に向かって走ると、車窓からひこばえの稲越しに朝の虹が見えた。

 琵琶湖は断層の上にある湖だ。その断層は北に向かい日本海に向かって伸びている。その日本列島の裂け目から、前線に乗ってミゾレ混じりの雨が降っている。

 北陸道の木の本インターから先はもう雪の規制がある。冬は確実に近づいている。
 岐阜から琵琶湖に向かうと関ヶ原付近で天気ががらりと変わる。大陸と太平洋、大きな気団が関ヶ原で交差して天気が替わるようだ。

 夏の始まりには、琵琶湖から帰る夕方に夕立から逃げて東に向かった。西からは雷鳴を伴った驟雨が追いかけてくる。そんなときには、東の空に虹がかかったものだ。

 冬の訪れはめまぐるしく動く大気の流れだ。
その流れにのって、冷たい雨が降る。雨は小さな塊となって上空を駆けていき、一瞬だけ 虹を見せてくれた。
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2 コメント

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キャプチャー画像 (ニイムラ)
2006-11-17 09:32:18
この画像のオリジナルはHDVです。コントラストを強めに彩度をあげていますが、動画で撮っています。
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Beautiful! (かんとく)
2006-11-17 07:20:42
以前、光を発する送電塔の写真でだまされましたが、
これはモノホン。低い位置の虹はめずらしい。

ところでビデオまわす時間はなかった?
返信する

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