リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

異変 鵡川はさる川のとなり

2009-03-18 17:53:11 | ダムの穴
大量のほっき貝海岸に、荒天が原因?…北海道・むかわ(読売新聞) - goo ニュース

 鵡川は本当のシシャモの産卵する川だ。ずいぶんと昔だけれど、キュウリウオの産卵を撮影に行ったことがある。

 その時に訪ねたのが、萱野茂さん

そのことはこちら川の名前に書いた。

 鵡川でホッキ貝がうち上がったという記事を読んでおもったのだが、これは沙流川ダムと関係があるのではないか?という疑念だった。

 沙流川にはダムができた。ダムは上流からの土砂を止める。
 沙流川と鵡川は隣りあっていて沙流川からの土砂流入が減少すると河口域の水深分布は変化する可能性が高い。
  また、ホッキ貝が棲む場所についても影響があるかもしれない。
 そこで思ったことだが、河口域の海底地形が変化して、波浪の影響を受けやすくなり、あるいは、波浪の影響を受ける場所がホッキ貝の生息場所となり。
 結果として波浪による大量の打ち上げが生じた。 という仮説です。

google map 鵡川

☆テキスト版

大量のほっき貝海岸に、荒天が原因?…北海道・むかわ
読売新聞2009年3月18日(水)15:51

 北海道むかわ町汐見の海岸で、大量のホッキ貝が打ち上げられているのが見つかった。

 鵡川漁協によると、ホッキ貝は14~15日、集中的に打ち上げられ、範囲は数百メートル、量は数十トンに上るとみられる。同漁協の担当者は「先週末の荒天などが原因と考えられるが、これほど大量のホッキ貝が打ち上げられるケースは見たことがない」と話している。

 思わぬ海からの恵みに、打ち上げられたホッキ貝を拾い集める人の姿も見られた。同漁協は「ホッキ貝については漁獲量を決めて資源管理に努めていただけに、今後の影響が心配だ。損害は大きい」としている。
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