例年の7%という降水量。
さもありなんというくらい長良川には水がない。一昨日の降雨でほんの少し、5cmほど水が増加したが、とても十分な量ではない。
隣りあっているわけだから当たり前とも言えるのだが、冬の降雪量の少なさ、春先の小雨傾向、琵琶湖も似たような状況、というか、琵琶湖と長良川は気象条件がよく似ている。
昨日からの続きだ。
近江八幡を7時過ぎに出発して、ETCの通勤割引のある内に羽島に移動した。羽島のサツキマス漁の大橋さん兄弟を訪ねたのだ。
先月、18日の話では、サツキマス漁の準備は出来たが、本格的に始めるのは連休明けではないかと言うことだった。
今年はいくつかの条件が例年と異なっている。
1.降雪量が少ない
2.4月が記録的な小雨
3.3月の気温が高かった。
さて、こんな条件の時にはサツキマスはどう動くのだろうか。
4月18日に長良川漁協が行ったアユの遡上調査に同行した。その時に聞いた話では18日時点で穂積地先、河渡橋地先で2匹のサツキマスがスバ網でかかっていた。
例年よりも早い。というか、長良川河口堰稼働の前と同じくらいだ。ところがその後、一向に雨が降らない。渇水になるとサツキマスは動かないというのがだいたいの傾向であった。
漁場には途中食事して8時半くらいに着いた。漁はしていないのでご自宅を訪ねる。ボクが行くとイヌがめちゃくちゃに騒ぐ。ランスというイヌ。(本名はランスロット、大橋さんの亡き娘さんの飼い犬だった)たまには散歩に連れて行けと言っていた。
イヌの騒ぎに大橋さん兄弟が起きてきた。昨晩遅くまで漁をしていたに違いない。お兄さんの表情が明るかった。
「昨年よりだいぶ、ましになったじょぅ」4月中に13匹捕れたという。3匹を生け簀に置いてあるという。
「まあ、みんさい。ことしは大きい」確かに、姿のよいサツキマスだった。1キロ近くはありそうなサツキマスが泳いでいた。
川はどうかねというので、国交省のテレメータによると3cmくらい増えただけだと答えた。昨晩からあまり増えていない。連休に中途半端な雨が降ると川はかえって濁るのだった。
「どろどろで、網が流れん。ひとかわ(一川か?漁一回のこと)流すのに倍時間がかかる。」そして、網掃除も大変なのだという。
「珍しいモンがあるで、一緒に朝飯くってけ」と誘われた。先ほど、サービスエリアで朝飯を食ったばかりだったので、断ったが、ほれ、といって煮魚を皿に乗せてくれた。
きれいに骨切りしたウグイの煮付けだった。
初めて大橋兄弟を訪ねたころ、もう18年ほど前のことだが、その時初めてウグイを食べた。長良川河口堰が閉まるまではサツキマスに混じってよく捕れていたウグイはゲートが閉まってから殆ど捕れなくなった。
「ゆんべ、3つ捕れた。久しぶりだで」
3人で朝飯を食べた。食事したばかりだったのだが、お代わりするほど、そのウグイは美味しかった。
降水量、全国的に少なめ 岐阜など過去最低(朝日新聞) - goo ニュース
☆テキスト版
降水量、全国的に少なめ 岐阜など過去最低
2007年5月1日(火)20:29
* 朝日新聞
4月の降水量は全国的に少なく、岐阜市や京都市、岡山市など9地点では過去最少だった。
気象庁が1日まとめた「4月の天候」によると、月降水量は東海や近畿で特に少なく、岐阜市では1カ月に13ミリと、平年の7%だった。低気圧の発達や前線活動が弱く、まとまった量の降水とならなかったという。
北海道枝幸町、雄武町、長野県松本市は、4月の降水量が観測史上2番目の少なさだった。
さもありなんというくらい長良川には水がない。一昨日の降雨でほんの少し、5cmほど水が増加したが、とても十分な量ではない。
隣りあっているわけだから当たり前とも言えるのだが、冬の降雪量の少なさ、春先の小雨傾向、琵琶湖も似たような状況、というか、琵琶湖と長良川は気象条件がよく似ている。
昨日からの続きだ。
近江八幡を7時過ぎに出発して、ETCの通勤割引のある内に羽島に移動した。羽島のサツキマス漁の大橋さん兄弟を訪ねたのだ。
先月、18日の話では、サツキマス漁の準備は出来たが、本格的に始めるのは連休明けではないかと言うことだった。
今年はいくつかの条件が例年と異なっている。
1.降雪量が少ない
2.4月が記録的な小雨
3.3月の気温が高かった。
さて、こんな条件の時にはサツキマスはどう動くのだろうか。
4月18日に長良川漁協が行ったアユの遡上調査に同行した。その時に聞いた話では18日時点で穂積地先、河渡橋地先で2匹のサツキマスがスバ網でかかっていた。
例年よりも早い。というか、長良川河口堰稼働の前と同じくらいだ。ところがその後、一向に雨が降らない。渇水になるとサツキマスは動かないというのがだいたいの傾向であった。
漁場には途中食事して8時半くらいに着いた。漁はしていないのでご自宅を訪ねる。ボクが行くとイヌがめちゃくちゃに騒ぐ。ランスというイヌ。(本名はランスロット、大橋さんの亡き娘さんの飼い犬だった)たまには散歩に連れて行けと言っていた。
イヌの騒ぎに大橋さん兄弟が起きてきた。昨晩遅くまで漁をしていたに違いない。お兄さんの表情が明るかった。
「昨年よりだいぶ、ましになったじょぅ」4月中に13匹捕れたという。3匹を生け簀に置いてあるという。
「まあ、みんさい。ことしは大きい」確かに、姿のよいサツキマスだった。1キロ近くはありそうなサツキマスが泳いでいた。
川はどうかねというので、国交省のテレメータによると3cmくらい増えただけだと答えた。昨晩からあまり増えていない。連休に中途半端な雨が降ると川はかえって濁るのだった。
「どろどろで、網が流れん。ひとかわ(一川か?漁一回のこと)流すのに倍時間がかかる。」そして、網掃除も大変なのだという。
「珍しいモンがあるで、一緒に朝飯くってけ」と誘われた。先ほど、サービスエリアで朝飯を食ったばかりだったので、断ったが、ほれ、といって煮魚を皿に乗せてくれた。
きれいに骨切りしたウグイの煮付けだった。
初めて大橋兄弟を訪ねたころ、もう18年ほど前のことだが、その時初めてウグイを食べた。長良川河口堰が閉まるまではサツキマスに混じってよく捕れていたウグイはゲートが閉まってから殆ど捕れなくなった。
「ゆんべ、3つ捕れた。久しぶりだで」
3人で朝飯を食べた。食事したばかりだったのだが、お代わりするほど、そのウグイは美味しかった。
降水量、全国的に少なめ 岐阜など過去最低(朝日新聞) - goo ニュース
☆テキスト版
降水量、全国的に少なめ 岐阜など過去最低
2007年5月1日(火)20:29
* 朝日新聞
4月の降水量は全国的に少なく、岐阜市や京都市、岡山市など9地点では過去最少だった。
気象庁が1日まとめた「4月の天候」によると、月降水量は東海や近畿で特に少なく、岐阜市では1カ月に13ミリと、平年の7%だった。低気圧の発達や前線活動が弱く、まとまった量の降水とならなかったという。
北海道枝幸町、雄武町、長野県松本市は、4月の降水量が観測史上2番目の少なさだった。
先日,黒尊山系の黒尊川の源流域に行きましたが,
渇水の割に沢の水はよく湧いていました.
源流の一滴を飲みました.
サツキマスの遡上、気になります。